あアノコロ記憶のタイムマシン
60代 学校・青春

昭和46年(1971年)ごろのスティックのりピット|底を回して必要な分だけ出したのり

昭和46年〜昭和50年(1971〜1975年ごろ)のスティックのりピットを、底を回して必要な分だけ出したのり記憶から振り返ります。発売・開発の時期は公式資料で確かめ、家や学校によって異なる使い方をたどります。

昭和46年〜昭和50年(1971〜1975年ごろ)のスティックのりピットの記憶をたどる再現イメージ:ふたを外した白いスティックのりと机に並べた切り紙
昭和46年〜昭和50年(1971〜1975年ごろ)のスティックのりピットの記憶をたどる再現イメージ:ふたを外した白いスティックのりと机に並べた切り紙(イメージ)

60代の時間軸

トンボ鉛筆は1971年5月、国産初のスティックタイプ固形のりとしてピットを発売しました。公式のブランド紹介では、口紅型の容器に入ったのりだったと説明しています。液体を指で伸ばすのとは異なる貼り方が、文具の選択肢に加わった年です。 ここで振り返る昭和46年〜昭和50年(1971〜1975年ごろ)は、資料で確認できる年を手がかりにした場面の目安です。

底を回して少しだけのりを出し、紙の縁をなぞってから貼り合わせます。大きく出しすぎると戻すときにふたにつき、急いで閉めると縁が汚れることもありました。貼る前に紙を仮置きするひと手間が、工作をきれいに仕上げる鍵でした。

図工の教室では色紙を、家の食卓では切り抜きを、事務机では封筒のふたを貼りました。同じのりでも作りたいものはそれぞれです。学校の指定が液状のりだった人にはなじみが薄いかもしれず、筆箱より道具箱に入れていた家庭もあります。

底の回転が指に伝わる感触、白い固形のりが紙に残す薄い筋、ふたがはまる小さな音。乾くまでのべたつきを指で確かめた記憶もあるでしょう。輪郭ぎりぎりを塗ろうとすると、のりの丸い断面と紙の四角い角の違いを意識しました。

いまはテープのりも身近ですが、ピットのように面をこすって塗る道具も使われています。昔の工作を思い返すと、速さよりも紙をずらさず押さえる時間が印象に残ります。道具の進歩だけでなく、貼り終えて誰に見せたかにも目を向けられます。

スティックのりピットを思い出す三つの手がかり

  1. まず、60代のスティックのりピットにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い底を回して出すのりで、切り絵や封筒など何を貼っていたか思い出せますか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。