あアノコロ記憶のタイムマシン

ダイヤルアップの接続音は何だった?電話回線でネットを開いた頃を振り返る

ネットへつなぐ前に、パソコンやモデムから音がした。ダイヤルアップを使っていた人にとって、接続するまでの時間もインターネットの体験の一部でした。今の常時接続とは違い、必要なときに電話回線で接続し、使い終わったら切る方式を振り返ります。

電話回線とモデムで、必要なときだけ接続した

JPNICの解説によると、日本では1995年頃から電話回線で利用できるインターネット接続サービスが始まり、利用者が増えました。デジタル信号と音声信号を相互変換するモデムを使い、必要なときに接続するダイヤルアップ方式です。[出典1]

接続音は、古いネット全体に共通する一つの曲ではありません。機器や接続条件によって音や長さが違います。音だけから、使っていたプロバイダーやモデムの型番を断定しないでください。

「電話を使う」と「ネットを使う」が近かった

アナログの電話回線をモデムで使う構成では、同じ回線の通話との関係も気になるところでした。家の電話とネットをどう使い分けていたかを覚えている人もいるでしょう。ただし、ISDNなど異なる構成もあったため、当時のすべての家庭が同じ制約だったとは言えません。

確認したい記憶一緒に調べるもの
ネット中に電話を使えたか回線の種類と使った機器
どの時刻に接続していたか契約した料金サービス
何を待っていたか接続・ページ表示・ファイル受信のどれか
使い終わりに何をしたか切断操作や接続時間の表示

テレホーダイの年表と、家庭の記憶を分ける

NTT東日本の通信史には、1995年にテレホーダイ1800、テレホーダイ3600が始まったことが記載されています。[出典2] 名前を覚えていても、どの契約で何の番号へ接続していたかは、家庭ごとの記録が必要です。本記事では当時の料金や時間帯を推測で復元しません。

「夜まで待ってからつないだ」という記憶があるなら、通信料金の明細や雑誌、当時の契約案内が手掛かりになります。通信方式の歴史と、料金プランを利用した生活の記憶を分けると、違う経験をした人とも話を比べられます。

音・速度・待ち時間は別に記録する

JPNICは、初期のモデムと、その後の56kbpsの普及なども説明しています。[出典1] 表記上の通信速度と、画像やファイルを実際に待った時間は同じではありません。回線や接続先、データの量などの違いがあるため、懐かしい音の録音だけから当時の速度を決めないようにします。

思い出を一枚にまとめるメモ

  • 使った頃:年が曖昧なら「中学生の頃」など、そのまま残す。
  • 機器:パソコンとモデムが別だったか、型番が分かるか。
  • 接続先:プロバイダー名、パソコン通信との混同がないか。
  • よくしたこと:メール、掲示板、ページ閲覧、ダウンロード。
  • 残っているもの:明細、説明書、雑誌、録音。

このメモは取材済みの実例ではありません。覚えていることと資料で確認したことを分け、分からない部分を無理に埋めないための表です。黒電話や留守番電話の思い出とは別に、「接続してからネットを使う」という時間を振り返ってみてください。

出典

  1. JPNICニュースレターNo.78: ダイヤルアップから5Gまで(公式No.78目次の正規リンクから本文を取得・確認。元候補のweb.nic.ad.jpの証明書不一致は回避していない)。
  2. NTT東日本: 通信の歴史年表。