平成の流行語大賞一覧|1989〜2018年の年間大賞30年分
この記事の結論
- 平成(1989〜2018年)の新語・流行語大賞は、平成元年の「セクシャル・ハラスメント」「オバタリアン」から平成30年の「そだねー」まで30回あります。
- 年間大賞という賞は1991年に始まりました。1989年・1990年は新語部門と流行語部門の金賞が最上位です。
- 年ごとの一覧は、賞を主催する自由国民社の新語・流行語大賞の公式ページの「過去の授賞語」で確かめた内容です。
「あの年の流行語は何だったか」を思い出すとき、目安になるのが毎年12月に発表される「新語・流行語大賞」です。雑誌のように毎年の空気を残してくれているので、平成の30年分を並べると、その年の出来事がよみがえります。この記事では、平成の各年の最上位の授賞語を一覧にしました。
平成の新語・流行語大賞 一覧(1989〜2018年)
1989年と1990年は年間大賞が無いため、新語部門と流行語部門の金賞を載せています。1991〜1993年は部門の金賞とは別に年間大賞が選ばれていて、ここでは年間大賞だけを書いています。
| 年 | 回 | 年間大賞(1989・1990年は各部門の金賞) |
|---|---|---|
| 1989年(平成元年) | 第6回 | セクシャル・ハラスメント(新語部門・金賞)・オバタリアン/オバタリアン旋風(流行語部門・金賞) |
| 1990年(平成2年) | 第7回 | ファジィ(新語部門・金賞)・ちびまる子ちゃん(現象)(流行語部門・金賞) |
| 1991年(平成3年) | 第8回 | …じゃあ~りませんか |
| 1992年(平成4年) | 第9回 | きんさん・ぎんさん |
| 1993年(平成5年) | 第10回 | Jリーグ |
| 1994年(平成6年) | 第11回 | すったもんだがありました・イチロー(効果)・同情するならカネをくれ |
| 1995年(平成7年) | 第12回 | 無党派・NOMO・がんばろうKOBE |
| 1996年(平成8年) | 第13回 | 自分で自分をほめたい・友愛/排除の論理・メークドラマ |
| 1997年(平成9年) | 第14回 | 失楽園(する) |
| 1998年(平成10年) | 第15回 | ハマの大魔神・凡人・軍人・変人・だっちゅーの |
| 1999年(平成11年) | 第16回 | 雑草魂・ブッチホン・リベンジ |
| 2000年(平成12年) | 第17回 | おっはー・IT革命 |
| 2001年(平成13年) | 第18回 | 米百俵/聖域なき改革/恐れず怯まず捉われず/骨太の方針/ワイドショー内閣/改革の「痛み」 |
| 2002年(平成14年) | 第19回 | タマちゃん・W杯(中津江村) |
| 2003年(平成15年) | 第20回 | 毒まんじゅう・なんでだろう~・マニフェスト |
| 2004年(平成16年) | 第21回 | チョー気持ちいい |
| 2005年(平成17年) | 第22回 | 小泉劇場・想定内(外) |
| 2006年(平成18年) | 第23回 | イナバウアー・品格 |
| 2007年(平成19年) | 第24回 | (宮崎を)どげんかせんといかん・ハニカミ王子 |
| 2008年(平成20年) | 第25回 | アラフォー・グ~! |
| 2009年(平成21年) | 第26回 | 政権交代 |
| 2010年(平成22年) | 第27回 | ゲゲゲの~ |
| 2011年(平成23年) | 第28回 | なでしこジャパン |
| 2012年(平成24年) | 第29回 | ワイルドだろぉ |
| 2013年(平成25年) | 第30回 | 今でしょ!・お・も・て・な・し・じぇじぇじぇ・倍返し |
| 2014年(平成26年) | 第31回 | ダメよ~ダメダメ・集団的自衛権 |
| 2015年(平成27年) | 第32回 | 爆買い・トリプルスリー |
| 2016年(平成28年) | 第33回 | 神ってる |
| 2017年(平成29年) | 第34回 | インスタ映え・忖度 |
| 2018年(平成30年) | 第35回 | そだねー |
出典: 自由国民社「現代用語の基礎知識」選 新語・流行語大賞の各回の授賞語(2026年10月23日確認)。表記は公式ページに合わせています。
一覧から見える平成の30年
並べてみると、政治の言葉とテレビ・スポーツの言葉が交互に出てくるのがわかります。1990年代の後半は「メークドラマ」「ハマの大魔神」「雑草魂」と野球の言葉が続き、2000年代は「小泉劇場」「想定内(外)」のように政治の場面から生まれた言葉が目立ちます。
平成の終わりに近づくと、「インスタ映え」のようにSNSから広がった言葉が年間大賞に入るようになりました。1989年の「セクシャル・ハラスメント」は、平成の初めに新しい言葉として紹介され、その後の30年で日常の言葉として定着した例です。
思い出すときのメモ
- その言葉を初めて聞いたのは、テレビ・新聞・学校・職場のどこだったか。
- その年に自分は何歳で、何をしていたか(年齢は西暦・和暦・年齢 早見表で引けます)。
- 家族や友だちと実際に使ったかどうか。流行語でも、周りでは使われなかった言葉もあります。
流行語大賞は選考委員会が選ぶもので、その年にいちばん多く使われた言葉を数えた結果ではありません。「自分の周りではこちらが流行っていた」という記憶とずれることがあるのは、そのためです。
よくある質問
平成最初の流行語大賞は何ですか?
平成元年(1989年)の第6回は年間大賞がまだ無く、新語部門の金賞が「セクシャル・ハラスメント」、流行語部門の金賞が「オバタリアン」でした。年間大賞という名前の賞が初めて出たのは1991年(平成3年)の「…じゃあ~りませんか」です。
平成最後の流行語大賞は何ですか?
平成30年(2018年)の第35回で、年間大賞は「そだねー」でした。翌2019年の第36回は令和元年の開催で、年間大賞は「ONE TEAM」です。
1年に年間大賞が複数あるのはなぜですか?
選考委員会がその年を代表する言葉を1つに絞れなかった年は、複数の言葉を年間大賞にしています。平成では1994年・1995年・1996年・1998年・1999年・2003年・2013年などが複数で、2013年は4語が並びました。
出典
- 自由国民社「現代用語の基礎知識」選 新語・流行語大賞(第6回〜第36回の授賞語ページ)。