あアノコロ記憶のタイムマシン

iモードの歴史:携帯電話でウェブを開いた1999年からサービス終了まで

電話とメールに加え、携帯電話からウェブの情報を見る。iモードは、その使い方を広げたサービスでした。着信メロディやメールの思い出と重なる部分もありますが、ここでは「携帯からネットを開く入口」と、サービスの時期を中心に振り返ります。

1999年2月に開始、2026年3月31日に終了

ドコモの現行案内は、iモードが1999年2月に始まり、2026年3月31日に終了したと説明しています。同じ案内で、FOMAは2001年10月に開始した3Gの通信サービスとして区別されています。[出典1] iモードとFOMAを、同じ名称の同じサービスとして扱わないでください。

時点確認できる出来事
1999年2月iモード開始
2001年10月FOMA開始。iモードとは役割が異なる
2010年度〜2011年の資料スマートフォン拡大とLTE開始を、ドコモが転換期として説明
2026年3月31日FOMA・iモードのサービス終了

2011年のアニュアルレポートは、その時点の事業環境を示す歴史資料です。[出典2] 当時の将来計画を、現在の状態や達成済みの実績へ書き換えないことも必要です。

iメニューや公式サイトを、入口の記憶としてたどる

iメニューという入口から、どんな情報を見たか覚えているでしょうか。天気、ニュース、交通、趣味の情報など、最初に開くページと、繰り返し使うページは人によって異なります。メールの本文を読むこととは別に、小さな画面でリンクを選ぶ体験を振り返れます。

場面確認する問い
入口どのボタンやメニューから開いたか
よく使うサイト何を調べ、どんな情報を保存していたか
有料コンテンツ契約や利用料をどの資料で確認できるか
通信量パケットや料金をどの明細で見ていたか

この表は記憶の聞き取り用で、特定の家庭の請求額や契約を再現したものではありません。通信料金とサイト等の利用料を思い出す場合も、当時の契約・時期を確認し、現在の料金として掲載しないようにします。

メールや着メロの話と、ウェブの話を分ける

同じ端末の中で複数の機能を使っていても、何をした記憶かを分けると、記事の主題がはっきりします。着メロの入力や作成は音の機能、携帯メールは相手との通信、ここで扱うのはページやメニューから情報へアクセスする体験です。

手元の端末や説明書があるなら、機種名と使った年を記録してください。後の機種の大きな画面やアプリの機能を、初期のiモード端末にもあったものとして説明しないようにします。

サービスの終了と、端末の記憶

現在はiモードのサービスが終了しています。古い端末を見つけても、当時の契約やネットサービスがそのまま利用できると案内しません。電話帳や写真など端末内の情報の扱いは、機種や状態に応じた確認が必要です。本記事は復旧・契約の案内ではなく、歴史の原稿です。

いつ始まり、どんな入口を使い、何を見ていたか。年表と自分の記憶を分けて残すことで、携帯電話からネットを開くようになった時代を、メールや着メロだけとは違う視点で振り返れます。

出典

  1. NTTドコモ: FOMA・iモードのサービス終了案内。
  2. NTTドコモ: アニュアルレポート2011(2010年度・2011年時点の歴史資料)。