あアノコロ記憶のタイムマシン

PHSと携帯電話の違い:Pメールと終了日を分けて振り返る

PHSと携帯電話の違いを思い出すとき、端末の大きさ、料金、電波の仕組みが混ざりがちです。ここでは当時の方式と文字メッセージ、公衆サービスの終了を分けます。料金がいつも安かった、全機種の音質が優れていた、という比較はしません。

PHSはデジタル方式の電話

ARIBのSTD-28はPHSのデジタルコードレス電話の規格です。通信総合研究所の1997年9月資料の比較表では、日本のPHSを1.9GHz帯、TDMA-TDD、音声符号化32kbit/s ADPCMとしています。これは当時の方式説明であり、PHSの全時代のデータ通信速度が32kbpsだったという意味ではありません。携帯電話側も世代・方式が違うため「PHSだけデジタル」とは比べられません。

小さなエリアを作る基地局と構内利用

電波環境協議会の2021年7月手引きは、PHS基地局のマイクロセル方式を説明し、自営ネットワークを設けるPHSと通信事業者の公衆PHSを区別しています。街で使う契約の終了と、構内の内線設備の扱いを同じ日付でまとめないことが大切です。これは各施設の現在の稼働や医療機器との安全性を保証する説明ではありません。

20文字のPメールを、後のメール機能と分ける

ワイモバイルの公式年表は1996年11月のPメールを20文字、カタカナ・数字・絵文字のメッセージとして紹介しています。短い言葉を選ぶ場面を想像するなら、例えば「イマエキニツイタ」は8文字です。この文は本稿の説明用で、実在の利用者の思い出や取材内容ではありません。

後年のWS005IN説明書89ページでは、ライトメールからPメール対応機への送信を半角のカタカナ・英字・数字・記号で20文字まで、機種によって送れない場合もあるとしています。これは後年の相互送信仕様であり、初期Pメールの全機種仕様へ一般化しません。Pメール、ライトメール、Eメールの文字数を混ぜると記憶と仕様の比較がずれます。

終了日は事業者とサービスで異なる

対象確認できる終了日区別する範囲
NTTドコモのPHS2008年1月7日ドコモ公式の終了告知
ワイモバイルのPHS向け料金プラン等2021年1月31日テレメタリング向けは除く。個人向けだけの終了とはしない
ワイモバイルのテレメタリング向け2023年3月31日2023年4月1日の公式告知で実際の終了を確認

公衆サービスを使う契約と自営設備は区別されます。施設ごとの現在の保守・利用可否は確認していません。終了予定を示す過去のお知らせを、実際の終了日として読み替えないようにします。

写真や思い出を整理するチェック表

手がかり調べるもの
端末の型番当該機種の説明書。PHS/携帯の名称だけで推定しない
メッセージの種類Pメール、ライトメール、Eメールのどれか
使った年と会社年表・契約資料と当該事業者の告知
利用場所公衆網の契約か、構内の内線か

近接のポケベル記事は呼出しと短文文化が中心です。本稿は電話の方式・Pメールの仕様・終了区分を扱う独立案です。現在の契約案内、施設向け更新手順、架空の利用体験は含めません。

出典と確認範囲

公式の方式表、年表、説明書、事業者別の実際の終了告知を確認。自営設備の現在の運用・医療安全、全機種の仕様、料金比較は未確認で本文では断定しません。正本・補助原稿と公開側125本文の候補照合を完了し、新規案として採用。ユーザーの具体原稿承認前です。