アノコロ記憶のタイムマシン
70代 音楽

昭和20年代の童謡のレコード|茶の間で回った子ども向けの円盤

この記事の結論

  • 子ども向けの音盤の広がりは、国立国会図書館サーチで探せる当時の雑誌記事や目録から確かめられます。
  • この記事では「70代の時間軸」「童謡のレコードを思い出す三つの手がかり」を扱います。
  • 更新日:2026-09-18/対象:1947〜1956年生まれ/時代:昭和20年代〜30年代(1948〜1963年ごろ)。

茶の間で針を落として聴いた童謡のレコードを手がかりに、家族がそろった夕方の場面を振り返ります。記録でたどれる形と、家ごとに違う個人の記憶を分けて並べます。

昭和20年代〜30年代(1948〜1963年ごろ)の童謡のレコードを思わせる横長の記憶風景
昭和20年代〜30年代(1948〜1963年ごろ)の童謡のレコードを思わせる横長の記憶風景(イメージ)

70代の時間軸

子ども向けの音盤の広がりは、日本レコード協会がまとめる生産の統計と、国立国会図書館サーチで探せる当時の雑誌記事や目録から確かめられます。蓄音機のある家かどうか、聴く時刻や扱いの決まりは家ごとに大きく違ったため、一つの決まりに寄せません。

覚えているのは、大人が紙の袋から円盤を取り出し、傷をつけないように両手で台に載せた流れです。ハンドルを回すか電気を入れるかして針を落とすと、子どもたちは畳に座って黙りました。歌が終わると、もう一度とせがんで同じ面を何度も聴きました。

針が溝をこする小さな音、木の箱から響くやわらかな歌声、紙袋の古い匂い、畳の目の感触、夕餉の支度の湯気が手がかりです。円盤のふちの厚みを指先で確かめた感覚まで戻ってきます。

いまは子ども向けの歌を好きな時にすぐ流し、何度でも繰り返せます。当時は大人がそろって器械を扱う時間が決まっていて、聴ける時が特別な場になりました。聴き方の始まり方が違うというだけで、どちらが良いかを決める話ではありません。

思い出してほしいのは、同じ面を繰り返しせがんだ夕方のことです。家族の実名を出さずに、針の音、紙袋の匂い、畳の感触だけを書いておけば、気兼ねなく残せます。

童謡のレコードを思い出す三つの手がかり

  1. 70代の童謡のレコードにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。誰かと話せる入口になれば、それで十分です。

思い出の問い茶の間で聴いた童謡のレコードの針の音を覚えていますか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、会話のきっかけとして扱ってください。