あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 音楽

平成初期のポータブルCDプレーヤー|音飛びを気にした通学路

ポータブルCDプレーヤーをかばんに入れ、音飛びを気にしながら歩いた平成初期の音楽体験を振り返ります。

平成初期(1990〜1998年ごろ)のポータブルCDプレーヤーを主役にした懐かしい横長写真
平成初期(1990〜1998年ごろ)のポータブルCDプレーヤーを主役にした懐かしい横長写真(イメージ)

40代の時間軸

ソニーの商品史では、ディスクマンを含む携帯型CDプレーヤーの展開を確認できます。使い始めた時期は、家庭の購入時期や借りた機器で違いました。 この記事では「平成初期(1990〜1998年ごろ)」を、出典で確認できる製品・制度・資料の時期と、暮らしの中で触れた人の記憶が重なる目安として扱います。地域、家庭、学校、購入時期によって体験は変わるため、同じ世代なら同じ思い出を持つとは決めつけません。

ポータブルCDプレーヤーの使い方を思い出すと、ふたを開けてCDを置き、再生ボタンを押し、かばんの中で水平になるよう位置を直しました。 便利にできた日だけでなく、失敗した日、人に借りた日、家族や友だちへ頼んだ日も含めて、当時の手順が見えてきます。

使われた場所は一つではありません。通学路、駅のホーム、自室のベッド脇、遠足のバスの座席にありました。 同じものでも、都市部か地方か、学校や家の決まり、近くの店の品ぞろえによって、記憶の背景は少しずつ変わります。

感覚の手がかりとして残りやすいのは、回転するディスクのかすかな音、単三電池の重さ、イヤホンコードの絡まり、音が飛ぶ一瞬の空白です。写真や年表だけでは抜け落ちる音、重さ、光、匂い、熱をたどると、その場にいた人との距離まで思い出せることがあります。

いまは曲を端末内やクラウドから再生できますが、一枚のCDを選んで持ち歩く慎重さは少なくなりました。 便利になった今を否定する必要はありません。違いを比べることで、当時の不便さの中にあった会話、待ち時間、自分だけの工夫を静かに見つけ直せます。

ポータブルCDプレーヤーを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のポータブルCDプレーヤーにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い音飛びしないように、プレーヤーをどこへ入れて歩いていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。