あアノコロ記憶のタイムマシン
70代 ゲーム・遊び

昭和28年ごろのプラスチック製トランプ|ちゃぶ台で配ったつるつるのカード

日本初のプラスチック製トランプの量産が始まった1953年を起点に、昭和28年〜昭和40年(1953〜1965年ごろ)のちゃぶ台を囲んだカード遊びを振り返ります。

昭和28年ごろの夕方の和室で、ちゃぶ台の上に扇形に広げたトランプと無地の箱
昭和28年ごろの夕方の和室で、ちゃぶ台の上に扇形に広げたトランプと無地の箱(イメージ)

70代の時間軸

任天堂の会社の沿革では、1902年に日本初のトランプ製造に着手し、1953年(昭和28年)に日本初のプラスチック製トランプの製造に成功して量産を始めたことを確認できます。 この記事では「昭和28年〜昭和40年(1953〜1965年ごろ)」を、資料で確かめられる発売・開始の時期と、暮らしの中でプラスチック製トランプに触れた時期が重なる目安として扱います。地域、家庭、学校、手に入れた時期によって体験は変わるため、同じ世代なら同じ思い出があるとは決めつけません。

当時の使い方を思い出してみます。ちゃぶ台の上でカードを切って配り、七並べやばば抜きを家族や近所の子と遊びました。紙のカードより丈夫そうに感じて、大事に箱へしまった人もいました。

プラスチック製トランプがあった場所は一つではありません。茶の間のちゃぶ台、こたつの上、旅館の座敷、親戚が集まる正月の部屋、修学旅行の夜の布団の上にありました。 都市か地方か、家や学校の決まり、近くの店の品ぞろえによって、記憶の背景は人それぞれです。

音や手ざわりの記憶として残りやすいのは、カードを切るときのしゃっという音、つるつるした表面、指先ではじく弾力、こたつの温かさです。年表には残らない感覚をたどると、そのとき近くにいた人の顔まで思い出せることがあります。

いまは画面の中のカードゲームもありますが、ちゃぶ台を囲んで手札を隠し合った時間には、相手の表情を読む楽しさがありました。 今と比べるのは、便利になった暮らしを否定するためではなく、当時の手間の中にあった工夫や会話を見つけ直すためです。

プラスチック製トランプを思い出す三つの手がかり

  1. まず、70代のプラスチック製トランプにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いトランプで家族と遊んだとき、いちばん盛り上がった遊び方は何でしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。