あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 街・暮らし

昭和61年(1986年)ごろのハイチュウの包み紙|一粒の紙を開いた車窓の時間

昭和61年〜昭和63年(1986〜1988年ごろ)のハイチュウの包み紙を手がかりに、「一粒の紙を開いた車窓の時間」という場面を振り返ります。公式資料で発売年や形状の変化を確かめ、食べ方、使った場所、手に残った感触、今との違いをたどります。経験は家庭や地域、手にした時期で異なります。

昭和61年〜昭和63年(1986〜1988年ごろ)のハイチュウの包み紙を再現したイメージ。列車の小さなテーブルに広げた無地の包み紙と、白い外側に桃色の中心があるキャンディ。
昭和61年〜昭和63年(1986〜1988年ごろ)のハイチュウの包み紙を再現したイメージ。列車の小さなテーブルに広げた無地の包み紙と、白い外側に桃色の中心があるキャンディ。(イメージ)

40代の時間軸

森永製菓の公式史では、ハイチュウは1975年に箱入りで登場し、昭和61年(1986年)にスティックパックと現在につながる包み込み構造へ変わりました。本稿は1986年以降を対象にします。白い外側に果実味の中心がある形を、発売当初の三層構造と混同しないためです。

外装から一粒を取り出し、個包装を広げてから口へ運ぶ。しばらくかむと固さが変わり、次の粒を出すまで時間が空きます。包み紙は小さくたたんで鞄の隅へしまった人もいるでしょう。飲み物と違ってすぐにはなくならない一粒が、乗り物での短い待ち時間に合うこともありました。

列車の窓際や、家族と出かけた車の後部座席。紙を開くかすかな音と、口へ入れた直後の弾力、その後に広がる果実の香りを思い出します。隣の人に一粒を渡すと、同じように紙を開く動作が続く。買った場所より、食べながら眺めた窓の景色が残っているかもしれません。

現在は袋入りを含め包装の選択肢もあります。昔のスティックを選んで持ち歩くことと、袋から一粒ずつ分けることでは、鞄への収まり方が違います。味の種類の増減は時期で変わるため、今ない味を記憶違いと決めず、包み紙の色や出かけた頃を合わせて確かめられます。

包み紙はその場で丸めましたか、きちんとたたみましたか。菓子そのものより、たまった小さな紙を捨てる場所を探した記憶が残ることもあります。長い移動で誰から一粒もらったかを思い返すと、家族や友人との距離まで浮かびます。食べた年代が不明なら、旅行先からたどってみましょう。

ハイチュウの包み紙を思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のハイチュウの包み紙にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いハイチュウの包み紙を開きながら、どんな乗り物の窓を眺めていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。