あアノコロ記憶のタイムマシン
60代 街・暮らし

昭和48年(1973年)ごろのキットカットの割れる板|ぱきっと分けたウエハース

昭和48年〜昭和52年(1973〜1977年ごろ)のキットカットを手がかりに、つながったウエハースチョコを一本ずつ割って分けた場面を振り返ります。ネスレ日本の公式資料で日本での発売年を確かめ、割れる音や食感、今との違いをたどります。

昭和48年〜昭和52年(1973〜1977年ごろ)のキットカットの割れる板を再現したイメージ。開いた無地の赤い包みの上で、四本つながったウエハースチョコのうち二本が割られている様子。
昭和48年〜昭和52年(1973〜1977年ごろ)のキットカットの割れる板を再現したイメージ。開いた無地の赤い包みの上で、四本つながったウエハースチョコのうち二本が割られている様子。(イメージ)

60代の時間軸

ネスレ日本のニュースリリースは、キットカットが昭和10年(1935年)にイギリスで発売され、昭和48年(1973年)に日本で発売されたと記しています。ネスレ日本の歩みは、平成元年(1989年)にキットカットで知られる英国の会社がネスレグループに加わり、日本でも合弁会社を設けたと説明しています。日本での発売当初はネスレからの発売ではなかったため、この記事では発売年を起点にした回想として扱います。

包みを開けてつながった板の溝に指をかけ、ぱきっと一本ずつ割ります。一本ずつ大事に食べる人、きょうだいや友だちと分ける人など、割り方は人によって違いました。チョコだけを先にかじり、中のウエハースを後で食べた人もいるでしょう。

学校帰りの商店、親戚の家のお茶の時間、旅行のバスの中。板を割るときの乾いた音、ウエハースのさくさくした歯ごたえ、溶けかけたチョコの甘い香りが、その場面と結びついています。包みの紙に残ったチョコを指でなでた記憶があるかもしれません。

いまは日本で多くの味が出され、地域限定の品はおみやげとしても選ばれています。小さな個包装の大袋を家族で分けることも多くなっています。つながった板を割って分ける所作は変わらず、分け合う相手によって思い出の形が違ってくるお菓子です。

あなたが最初に割ったキットカットは、何本つながっていましたか。割る前に誰かと目を合わせた記憶や、分けた後の会話を思い出すと、その頃の人との距離感まで浮かんでくるかもしれません。

キットカットの割れる板を思い出す三つの手がかり

  1. まず、60代のキットカットの割れる板にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いキットカットを割ったとき、誰と分けていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。