あアノコロ記憶のタイムマシン
30代 ゲーム・遊び

平成11年(1999年)ごろのロッテの爽|四角いカップのしゃりしゃりしたバニラ

平成11年〜平成15年(1999〜2003年ごろ)のロッテの爽を手がかりに、四角いカップのアイスをスプーンですくった夏の夕方を振り返ります。ロッテの沿革と担当者への取材記事で発売年と開発のねらいを確かめ、細かな氷のしゃりっとした食感や今との違いをたどります。

平成11年〜平成15年(1999〜2003年ごろ)のロッテの爽を再現したイメージ。縁側に置いた、ふたを外した無地の四角いカップのバニラアイスとスプーン、汗をかいたガラスのコップ。
平成11年〜平成15年(1999〜2003年ごろ)のロッテの爽を再現したイメージ。縁側に置いた、ふたを外した無地の四角いカップのバニラアイスとスプーン、汗をかいたガラスのコップ。(イメージ)

30代の時間軸

ロッテは沿革で、平成11年(1999年)4月に「爽」を新食感のバニラアイスクリームとして発売したと紹介しています。均一の大きさの細かな氷が、ひと口ごとにバニラアイスをさっぱりと洗い流し、最後のひと口まで飽きずに楽しめるのが特徴だそうです。担当者への取材記事によると、丸いカップのアイスが主流のなか、店の冷凍庫にきっちり並べられるよう、あえて四角いパッケージにしました。発売当初は取引先から「豆腐を販売しているみたい」と言われたとも書かれています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの人も同じ年に食べたという意味ではありません。

ふたを外し、スプーンで四角いカップの角からすくいます。冷凍庫から出してすぐに食べる人もいれば、少しやわらかくなるのを待つ人、部活の帰りにコンビニの前で食べた人もいました。家の冷凍庫に買い置きがあった家と、特別な日にだけ買う家とでは、同じアイスでも思い出の重さが違うかもしれません。

夏休みの昼下がりの居間、部活帰りのコンビニの駐車場の縁石、風呂上がりの扇風機の前。スプーンを入れたときのしゃりっとした手ごたえ、細かな氷が舌の上でほどける冷たさ、バニラのあっさりした甘さ、四角い角に残った最後のひとすくいが、セミの声や夕立の匂いと一緒に思い出されます。

いまはアイスの売場に高級なカップや期間限定の味が並び、冬でもアイスを買う人がふつうになりました。四角いカップのアイスも、もう珍しくありません。それでも、暑い日に冷凍庫を開けて何を食べるか迷う時間は、あのころとあまり変わらないのかもしれません。

あなたはアイスを冷凍庫から出してすぐ食べる派でしたか、少し待つ派でしたか。食べていた場所、一緒にいた人、溶けかけをあわてて口に運んだ日を思い出すと、その夏の空気まで戻ってくるかもしれません。

ロッテの爽を思い出す三つの手がかり

  1. まず、30代のロッテの爽にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたは、アイスを冷凍庫から出してすぐ食べる派でしたか、少し待つ派でしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。