60代 街・暮らし
昭和の食卓カバー|網越しに見えたおかずの皿
この記事の結論
- 料理を虫などから覆う道具には、折り畳める傘形の食卓カバーがあります。
- この記事では「60代の時間軸」「食卓の網のカバーを思い出す三つの手がかり」を扱います。
- 更新日:2026-09-28/対象:1957〜1966年生まれ/時代:昭和中期(1965〜1974年ごろ)。
食卓に小さな傘のような網のカバーが置かれていました。帰宅の遅い家族の分を、そっと覆っていた道具です。

60代の時間軸
料理を虫などから覆う道具には、網を張った箱形の蠅帳や、折り畳める傘形の食卓カバーがあります。ここでは昭和中期の家庭で使われた、網布を広げる型を取り上げます。呼び名や形は家によって違い、使わなかった家庭もあるでしょう。
食事の時間が合わない人の皿を、食卓の片側へ寄せます。上からカバーをかぶせると、おかずの輪郭は見えたままで、そこだけ小さな部屋になったようでした。帰ってきた人が持ち上げるまで、その場所を空けておくのが家の決まりでした。
網を通した柔らかな見え方、細い骨の形、持ち上げるときの軽さ。折り畳むと急に細長くなることが不思議だった人もいるでしょう。料理の味より、誰かの分を残して待つ食卓の様子が、この道具と一緒に思い出されます。
網のカバーは、冷蔵庫の代わりに食品を保存する道具ではありません。今の暮らしで昔の場面を再現するなら、食品を置く時間や温度の扱いは別に考える必要があります。道具の役割と、当時の家庭での使い方を分けて振り返りたいものです。
家では何と呼んでいましたか。色や縁取り、しまっていた場所を書き留めるだけでも記録になります。家族に聞くと、食卓にあった理由が自分の記憶と違うかもしれません。その食い違いも、家の一日を知るきっかけにできます。
食卓の網のカバーを思い出す三つの手がかり
- 60代の食卓の網のカバーにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- いまの自分へ一言だけ残します。誰かと話せる入口になれば、それで十分です。
思い出の問い網のカバーの下に、どんな皿が置かれていたか覚えていますか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、会話のきっかけとして扱ってください。
- 国立国会図書館サーチ
- 総務省統計局 日本の統計
- 編集確認日:2026-09-28。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。