あアノコロ記憶のタイムマシン
50代 街・暮らし

昭和59年(1984年)ごろの電気グリルなべ|食卓の真ん中で煮える夕飯

昭和59年〜昭和63年(1984〜1988年ごろ)の電気グリルなべを、食卓の真ん中で煮える夕飯記憶から振り返ります。発売・開発の時期は公式資料で確かめ、家や学校によって異なる使い方をたどります。

昭和59年〜昭和63年(1984〜1988年ごろ)の電気グリルなべの記憶をたどる再現イメージ:食卓中央の茶色い電気鍋と野菜、外したふたと電源コード
昭和59年〜昭和63年(1984〜1988年ごろ)の電気グリルなべの記憶をたどる再現イメージ:食卓中央の茶色い電気鍋と野菜、外したふたと電源コード(イメージ)

50代の時間軸

象印の国内向け公式商品史は、1984年の項目にグリルなべ「あじまる」を掲載しています。メーカーや販売地域で来歴が異なるため、電気で調理する鍋全体がこの年に始まったとは扱いません。ここでは昭和59年〜昭和63年(1984〜1988年ごろ)の卓上調理を、料理の場所が食卓へ近づいた場面として振り返ります。

野菜や豆腐を用意し、鍋を中央に置いてから家族の器を並べます。台所で仕上げて運ぶ料理とは違い、煮えるのを卓で待つ時間がありました。具材を入れる順番や取り分ける役目が自然に決まり、同じ鍋でも食事の進み方は家ごとに違っていました。

冬の居間や食堂で使った記憶がある一方、鍋は台所のガスで作るという家庭もあります。電源の位置に合わせて卓を動かすと、普段と座る向きまで変わりました。鍋そのものより、いつもと違う席で食べた日のことが先に浮かぶ人もいるでしょう。

ふたの内側を曇らせる湯気、具が煮える音、取り皿を手にしたときの温度。台所からではなく目の前から湯気が来るので、出来上がりを待つ匂いも近くなります。食べ終えたあとも卓の中央に鍋が残り、食事の余韻がいつもより長く感じられました。

いまは卓上IHや多様な調理家電があり、温度の調節や手入れの方法も変わりました。昔の鍋の記憶では性能の比較より、具材を譲り合った会話が残ることがあります。当時の機種と現在の機種の仕様を混ぜず、同じ卓を囲んだ時間に焦点を当てたいところです。

電気グリルなべを思い出す三つの手がかり

  1. まず、50代の電気グリルなべにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い食卓で煮える鍋を囲んだとき、最初に入れる具と最後まで残る具は決まっていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。