あアノコロ記憶のタイムマシン
60代 街・暮らし

昭和39年(1964年)ごろのロッテ ガーナミルクチョコレート|赤い包みを開けて一列ずつ

昭和39年〜昭和43年(1964〜1968年ごろ)のロッテ ガーナミルクチョコレートを手がかりに、赤い包みと銀紙を開いて板チョコを割った場面を振り返ります。ロッテの公式資料で発売年と開発の考え方を確かめ、割れる音や口どけ、今との違いをたどります。

昭和39年〜昭和43年(1964〜1968年ごろ)のロッテ ガーナミルクチョコレートを再現したイメージ。木の勉強机の上で、無地の赤い外紙と銀紙をはがし、数かけら割ったミルクチョコレートの板。
昭和39年〜昭和43年(1964〜1968年ごろ)のロッテ ガーナミルクチョコレートを再現したイメージ。木の勉強机の上で、無地の赤い外紙と銀紙をはがし、数かけら割ったミルクチョコレートの板。(イメージ)

60代の時間軸

ロッテの歩みと開発者の対談記事は、ガーナミルクチョコレートを昭和39年(1964年)2月に発売したと紹介しています。ヨーロッパで実績のある技術者を迎え、ミルクチョコレート発祥の地スイスの味をコンセプトに、なめらかな口どけを目指したと説明されています。発売年を起点にした回想で、すべての家に同じ時期に届いたとは考えません。

赤い外紙をそっと外し、銀紙を少しずつめくって、溝に沿って一列ずつ割って分けます。兄弟で同じ数になるよう割った家、一人一枚ずつ買ってもらえた家など、板チョコの分け方は家によって違いました。銀紙をきれいにのばして取っておいた人もいるでしょう。

勉強机の引き出し、茶の間のこたつ、冬の通学路の売店。ぱきっと割れる乾いた音、指先の体温で少し溶ける感触、口に入れたときに広がるミルクの甘い香りが、寒い季節の記憶と重なります。夏場に溶けて形が崩れたチョコを冷蔵庫で冷やし直した人もいるかもしれません。

いまはチョコレートの種類がとても多く、カカオの割合や産地を選んで買う人も増えました。小分けの包装も当たり前になり、板チョコを割って分ける場面は少なくなった家もあるでしょう。季節の贈り物として渡す習慣も、時代とともに形を変えています。

あなたが初めて一枚の板チョコを自分のものにしたのは、いつでしたか。包み紙の赤い色や割ったときの音、一緒に食べた人を思い出すと、その頃の小さなぜいたくの感覚まで戻ってくるかもしれません。思い出の中身は人それぞれです。

ロッテ ガーナミルクチョコレートを思い出す三つの手がかり

  1. まず、60代のロッテ ガーナミルクチョコレートにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問い板チョコを割って分けたとき、一番多く取ったのは誰でしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。