あアノコロ記憶のタイムマシン
60代 街・暮らし

昭和44年(1969年)ごろの小林製薬のブルーレット|水洗トイレに流れた青い水

昭和44年〜昭和48年(1969〜1973年ごろ)の小林製薬のブルーレットを手がかりに、水洗トイレのタンクから青い水が流れた驚きを振り返ります。小林製薬の公式資料で発売年と当時の水洗化率を確かめ、流れる水の音や香り、今との違いをたどります。

昭和44年〜昭和48年(1969〜1973年ごろ)の小林製薬のブルーレットを再現したイメージ。タイル張りの小さなトイレで、白いタンクの手洗いに青い水が流れ込む。
昭和44年〜昭和48年(1969〜1973年ごろ)の小林製薬のブルーレットを再現したイメージ。タイル張りの小さなトイレで、白いタンクの手洗いに青い水が流れ込む。(イメージ)

60代の時間軸

小林製薬は「ブルーレット」を昭和44年(1969年)に発売し、日本初のトイレ用芳香洗浄剤だったと紹介しています。開発には4年かかり、発売当時のトイレの水洗化率は約20%ほどで、昭和60年代前半(1980年代後半)には約70%に達したそうです。発売直後は理解されず苦戦したとも記されています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの家でも同じ時期に使っていたという意味ではありません。

タンクの上の手洗いに容器を置くと、流すたびに青い水が出てきます。家で初めて見た子もいれば、引っ越した団地や親戚の家で初めて見た子もいました。汲み取り式のトイレが残っていた地域では、水洗そのものが新しく、青い水はさらに珍しいものだったでしょう。

団地の小さなトイレ、デパートの化粧室、新築した家の一階。レバーを引いたときのごぼごぼという音、タンクに水がたまっていくときの静かな響き、手洗いに落ちる青い水の色と、ほのかな香りが、場面と一緒に残っています。青い水で手を洗っていいのか迷った人もいるかもしれません。

いまはタンクのないトイレや、便器のふちに直接つけるジェル、置くだけの消臭剤など、トイレの手入れの方法が増えました。温水洗浄便座も多くの家に広がっています。それでも水の色で清潔さを感じる工夫は、形を変えながら続いています。

あなたの記憶の中のトイレは、どんなタイルや窓がありましたか。初めて水洗トイレを使った日のことや、家族の反応を思い出すと、その頃の住まいの様子まで戻ってくるかもしれません。地域や住まいによって経験は大きく違うので、自分の記憶のままでかまいません。

小林製薬のブルーレットを思い出す三つの手がかり

  1. まず、60代の小林製薬のブルーレットにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたが初めて青い水を見たのは、どこのトイレでしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。