あアノコロ記憶のタイムマシン
30代 学校・青春

平成20年(2008年)ごろの三菱鉛筆のクルトガ|芯が回ってとがり続けたシャープペン

平成20年〜平成24年(2008〜2012年ごろ)の三菱鉛筆のクルトガを手がかりに、ノートの線が細いまま続いた勉強の時間を振り返ります。三菱鉛筆の公式資料で発売年と仕組みを確かめ、ノックの手ごたえや小さな窓の動き、今との違いをたどります。

平成20年〜平成24年(2008〜2012年ごろ)の三菱鉛筆のクルトガを再現したイメージ。方眼紙に細い鉛筆の線が並ぶ机の上に置いた、先端近くに小さな窓のあるシャープペンシル。
平成20年〜平成24年(2008〜2012年ごろ)の三菱鉛筆のクルトガを再現したイメージ。方眼紙に細い鉛筆の線が並ぶ机の上に置いた、先端近くに小さな窓のあるシャープペンシル。(イメージ)

30代の時間軸

三菱鉛筆の沿革には、平成20年(2008年)に自動芯回転機構付きのシャープペンシル「クルトガ」を発売したと書かれています。同じ年は鉛筆「ユニ」の発売50周年にあたり、平成24年(2012年)にはクルトガ用の替芯も出ました。この記事は発売年を起点にした回想で、どの学校でも同じ年に使われ始めたという意味ではありません。

ノックして芯を出し、ノートに文字を書いていきます。書くたびに少しずつ芯が回る仕組みを知って、窓の中をのぞき込んだ人もいれば、気にせず使っていた人もいました。友だちに貸して書き比べたり、筆箱の中で一番大事な一本にしたりと、扱い方も人それぞれでした。

定期試験前の教室、塾の自習室、部活が終わったあとの夜の机。ノックしたときのかちかちという音、軸のつるりとした手ざわり、細い線が太らずに続く書き心地と、消しゴムのかすが机に散らばる感じが、そのころの勉強の記憶と一緒に残っています。

いまはタブレットで課題を書く授業も増え、手書きの量は学校や人によって大きく違います。シャープペンも、折れにくさや持ちやすさを競う種類がたくさん並ぶようになりました。それでも、文具売り場で試し書きをして一本を選ぶ時間は、今も続いています。

あなたの筆箱には、どんなシャープペンが入っていましたか。軸の色や、貸し借りした友だちの顔、試験の朝に何度もノックした指先を思い出すと、その季節の教室の空気まで戻ってくるかもしれません。思い出せる範囲で、ゆっくりたどってみてください。

三菱鉛筆のクルトガを思い出す三つの手がかり

  1. まず、30代の三菱鉛筆のクルトガにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたは新しいシャープペンを買ったとき、最初にどこを確かめましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。