あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 街・暮らし

昭和60年(1985年)ごろのロッテののど飴|カリンの香りがした冬のポケット

昭和60年〜平成元年(1985〜1989年ごろ)のロッテののど飴を手がかりに、冬のポケットに入れておいた飴の記憶を振り返ります。ロッテの公式資料で発売年とカリンへのこだわりを確かめ、包みを開ける音やハーブの香り、今との違いをたどります。

昭和60年〜平成元年(1985〜1989年ごろ)のロッテののど飴を再現したイメージ。冬の机に置いた、透明な包みの琥珀色の飴と、黄色いカリンの実、毛糸のマフラー。
昭和60年〜平成元年(1985〜1989年ごろ)のロッテののど飴を再現したイメージ。冬の机に置いた、透明な包みの琥珀色の飴と、黄色いカリンの実、毛糸のマフラー。(イメージ)

40代の時間軸

ロッテの沿革には、昭和60年(1985年)9月に「のど飴」を発売し、のど飴というキャンディの新しい分野を確立した商品だと書かれています。ブランドサイトでは、発売以来カリンにこだわり続けていると紹介し、国産のカリンエキスとハーブのエキスを合わせていると説明しています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの家でも同じ年に買い置きされたという意味ではありません。

のどがいがらっぽい朝、ポケットから一粒出して口に入れます。授業中にこっそりなめた人もいれば、家族に配って回った人もいました。ふつうの飴と区別して、かぜのときだけ食べる特別なものだと思っていた人もいたでしょう。

冬の通学路、満員電車の中、受験の日の待合室、カラオケのあとの帰り道。包みを開けるときのかさかさという音、口に入れたときにすっと広がるハーブの香り、カリンのほのかな甘酸っぱさと、なめ終わったあとにのどに残るひんやり感が、寒い季節の記憶と一緒に残っています。

いまはのど飴の種類がとても多く、季節を問わずに売り場に並んでいます。乾燥した部屋で過ごす時間が増え、一年中なめる人もいるでしょう。それでも、冷たい空気の中でポケットの一粒を探す手つきは、多くの人の冬の習慣として続いています。

あなたがのど飴をなめていたのは、どんな冬でしたか。そのときのコートの色や、のどを痛めた理由、飴を分けてくれた人を思い出すと、その季節の朝の白い息まで戻ってくるかもしれません。思い出せる一場面からで十分です。

ロッテののど飴を思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のロッテののど飴にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたの冬のポケットには、どんな飴が入っていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。