昭和61年(1986年)ごろの三菱鉛筆のプロッキー|裏うつりしない線で書いた掲示物
昭和61年〜平成2年(1986〜1990年ごろ)の三菱鉛筆のプロッキーを手がかりに、細字と太字を持ち替えて掲示物を作った記憶を振り返ります。三菱鉛筆の公式資料で発売年と水性顔料インクの特長を確かめ、ペン先の感触やにおいの少なさ、今との違いをたどります。

40代の時間軸
三菱鉛筆の沿革には、創業100年を迎えた昭和61年(1986年)に水性顔料マーカー「プロッキー」を発売したと書かれています。同社の商品ページは、紙に書いてもにじみが少なく裏うつりしない水性顔料インクで、乾けば水に流れず、金属やガラス、プラスチックにも書け、いやなにおいがないと説明しています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの学校や店でも同じ時期に使われたという意味ではありません。
キャップを外して細いほうで縁取りをし、反対側の太いほうで中を塗ります。両方のキャップを机に並べ、どちらがどちらか分からなくなった人もいたでしょう。学級の掲示係、商店の値札書き、家の冷蔵庫に貼る予定表と、使う場面は人によってさまざまでした。
放課後の教室の後ろの机、店のレジ横の作業台、町内会の集会所。キャップを外すときのきゅっという音、ペン先が紙をなでるさらりとした感触、裏返しても色がしみていない紙の白さと、油性ペンほど鼻にこないにおいが、作業の手順と一緒に思い出されます。
いまは掲示物の多くをパソコンで作り、印刷して貼ることが増えました。それでも手書きの案内やカードは、店や学校で今もよく見かけます。どの色をどこに使うかを考えながら書く時間は、今も手で書く人の楽しみとして続いています。
あなたが書いた掲示物には、どんな色を使いましたか。貼った場所の壁の色や、手伝ってくれた人の名前、書き損じた紙の束を思い出すと、その日の作業の音まで戻ってくるかもしれません。思い出せる一枚から、たどってみてください。
三菱鉛筆のプロッキーを思い出す三つの手がかり
- まず、40代の三菱鉛筆のプロッキーにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問いあなたがプロッキーで書いたものの中で、一番長く貼られていたのは何でしたか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- 三菱鉛筆 沿革
- 三菱鉛筆「プロッキー」商品情報
- 編集確認日:2026-10-23。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。