昭和40年(1965年)ごろのブルボンのホワイトロリータ|ミルクの風味とさっくりした歯ざわりのお茶うけ
昭和40年〜昭和44年(1965〜1969年ごろ)のブルボンのホワイトロリータを手がかりに、お茶の時間に出てきたクッキーを家族で分けた午後を振り返ります。ブルボンの沿革と日本食糧新聞の記事で発売年と味の特徴を確かめ、ほろっと崩れる歯ざわりやミルクの香り、今との違いをたどります。

60代の時間軸
ブルボンは沿革で、昭和40年(1965年)に「ホワイトロリータ」を発売したと紹介しています。日本食糧新聞の記事によると、ホワイトロリータはブルボンのビスケットの中でいちばん長く売られているロングセラーで、独特のミルクの風味とまろやかな味わい、さっくりとしたクッキーの調和が特徴だそうです。令和7年(2025年)に発売60周年を迎え、ひとくちサイズの商品も出たと書かれています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの家にも同じ年に並んだという意味ではありません。
お茶うけの皿にいくつか並べ、さっくりした一つをかじります。来客用に戸棚の奥へしまっておく家もあれば、子どものおやつにそのまま出す家、祖父母の家へ行くと決まって出てきたという人もいました。何個まで食べてよいかを決められていて、皿の上の残りを数えながら食べた子もいたでしょう。
祖父母の家の茶の間、親戚が集まった正月の座敷、学校から帰った午後の台所。口に入れたときのほろっとした崩れ方、ミルクのやさしい香り、緑茶やほうじ茶と合わせたときの甘さ、指先に残る細かな粉が、柱時計の音や石油ストーブの匂いと一緒に残っている人もいるでしょう。
いまはコンビニやスーパーに季節ごとの新しいお菓子が次々に並び、ひとり分の小さな袋も選べます。何十年も同じ名前で売られているお菓子は、新商品の多い棚の中で、家族の記憶をつなぐ目印のようになっているのかもしれません。祖父母の家で食べた味を、いま自分の子どもと食べている人もいるでしょう。
あなたの家で、お客さんが来たときに出すお菓子は決まっていましたか。しまってあった戸棚、出してくれた人の手、残った分を分けてもらったときのうれしさを思い出すと、その日の茶の間まで戻ってくるかもしれません。
ブルボンのホワイトロリータを思い出す三つの手がかり
- まず、60代のブルボンのホワイトロリータにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問いあなたの家で、お客さんが来たときに出すお菓子は決まっていましたか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- ブルボン「沿革」
- 日本食糧新聞(ホワイトロリータ発売60周年)
- 編集確認日:2026-10-24。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。