あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 ゲーム・遊び

平成10年(1998年)ごろのセガのドリームキャスト|電話線をつないで居間からネットへ出た夜

平成10年〜平成14年(1998〜2002年ごろ)のセガのドリームキャストを手がかりに、ゲーム機の電話線からインターネットにつないだ夜を振り返ります。セガの沿革、ファミ通、GAME Watchの記事で発売の年と経緯を確かめ、つながるまでの待ち時間や今との違いをたどります。

平成10年〜平成14年(1998〜2002年ごろ)のセガのドリームキャストを再現したイメージ。居間の床に置いた白い四角いゲーム機と、壁の電話のジャックへ延びる灰色の電話線、電源を切ったブラウン管テレビ。
平成10年〜平成14年(1998〜2002年ごろ)のセガのドリームキャストを再現したイメージ。居間の床に置いた白い四角いゲーム機と、壁の電話のジャックへ延びる灰色の電話線、電源を切ったブラウン管テレビ。(イメージ)

40代の時間軸

セガの沿革には、平成10年(1998年)に家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」を発売したとあります。GAME Watchによると、セガは同年5月21日に11月20日発売と発表し、その日の新聞各紙には「セガは、倒れたままなのか?」という全面広告が載りました。実際の発売は11月27日だったとファミ通も書いています。セガの専務が登場する自虐的なCMも話題になったそうです。ファミ通は、復刻版を除けばセガが出した最後の家庭用ゲーム機になったとも紹介しています。この記事は発売年を起点にした回想の目安で、どの家にも同じ時期に届いたという意味ではありません。

ファミ通によると、ドリームキャストはモデムを内蔵し、ケーブルをつなぐだけでウェブサイトを見たりチャットをしたりできました。ゲームの合間に掲示板をのぞいたり、遠くの人と同じゲームで遊んだりした人がいます。つないでいるあいだは電話代がかかるので、時間を決めて遊んだ家もありました。

居間のテレビの前、電話台の下、延長コードが這う廊下。接続のときに受話器の奥から聞こえるピーヒョロロという音、白い本体のつるりとした手ざわり、コントローラーの差し込み口に入れた小さなメモリーユニットの軽さが残っている人もいるはずです。冬の夜、ストーブのそばで画面のチャット欄に打ち込みながら、家族の電話が鳴らないかと気にした記憶もあるかもしれません。

いまはゲーム機もスマートフォンも、電源を入れればたいていネットにつながっています。回線が混んでいるか、電話が使えなくなるかを家族と相談することもほとんどありません。当時はインターネットそのものに初めて触れたのがこの本体だったという人もいれば、ドリームキャストを持っていた友だちの家で画面を見せてもらっただけの人もいました。

つないだ先で誰と話したか、どのゲームで遊んだか、電話代のことで叱られたかどうか。家の回線の事情や親の考え方で、思い出はずいぶん違います。接続の音だけが妙に耳に残っている人もいるでしょう。あなたがドリームキャストの電話線を差したのは、家のどの壁のそばでしたか?

セガのドリームキャストを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代のセガのドリームキャストにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたがドリームキャストの電話線を差したのは、家のどの壁のそばでしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。