あアノコロ記憶のタイムマシン
30代 ゲーム・遊び

平成12年(2000年)ごろのソニーのプレイステーション2|縦置きの黒い本体で映画も見た居間

平成12年〜平成16年(2000〜2004年ごろ)のソニーのプレイステーション2を手がかりに、ゲームだけでなくDVDも見た居間のテレビ台を振り返ります。ソニー・インタラクティブエンタテインメントの年表とリリースで発売日と販売の広がりを確かめ、ディスクトレイの音や今との違いをたどります。

平成12年〜平成16年(2000〜2004年ごろ)のソニーのプレイステーション2を再現したイメージ。木のラックに横置きした段々の側面の黒いゲーム機と、引き出したトレイの無地の銀色のディスク、裏返したコントローラーと黒いケース。
平成12年〜平成16年(2000〜2004年ごろ)のソニーのプレイステーション2を再現したイメージ。木のラックに横置きした段々の側面の黒いゲーム機と、引き出したトレイの無地の銀色のディスク、裏返したコントローラーと黒いケース。(イメージ)

30代の時間軸

ソニー・インタラクティブエンタテインメントの年表には、平成12年(2000年)3月にPlayStation2が日本で発売されたとあります。当時のリリースによると発売日は3月4日で、最初の3日間で累計98万台を売りました。従来の取扱店約7,900店に、全国のコンビニエンスストア約1万8,500店を加えた2万6,400店で売り出したとも書かれています。前年のPC Watchの発表記事は、価格を3万9,800円と伝え、初代のゲームもすべて遊べると報じていました。この記事は発売年を起点にした回想の目安で、どの家にも同じ年に置かれたという意味ではありません。

ゲームの合間に、レンタル店で借りてきたDVDの映画を同じ本体で見た家がありました。初代のゲームを引き続き遊べたので、古いディスクと新しいディスクを棚に並べて使い分けた人もいます。いつものゲーム店ではなく、近所のコンビニで買ったという思い出を持つ人もいるでしょう。家族の誰が一番長くテレビの前に座っていたかは、家によってまるで違いました。

テレビ台の横、子ども部屋の小さなテレビの下、一人暮らしの部屋の床。縦に立てた黒い本体のひんやりした手ざわり、トレイが出入りするときのウィーンという音、ディスクが回り出すかすかな振動が残っている人もいるはずです。夜に映画を見終わったあと、本体の上の通風口から上がる温かい空気に気づいたことがある人もいるかもしれません。

いまはゲームも映画もネットから取り込むことが増え、ディスクをトレイに載せる場面は少なくなりました。映画を見るための機械は別に持つという家も減り、テレビそのものが動画を流します。当時、居間のテレビ台の主役になった家もあれば、兄や姉の部屋にあって借りて遊んだ人、友だちの家でだけ触った人もいました。

遊んだゲームの題名よりも、本体を縦にするか横にするかで家族ともめたことを覚えている人もいるでしょう。映画を見るための機械だった家と、ゲームのための機械だった家では、思い出す場面がまるで違います。あなたの家でプレイステーション2のトレイに最初に載ったのは、ゲームでしたか、映画でしたか?

ソニーのプレイステーション2を思い出す三つの手がかり

  1. まず、30代のソニーのプレイステーション2にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたの家でプレイステーション2のトレイに最初に載ったのは、ゲームでしたか、映画でしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。