あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 テレビ・映画

昭和62年(1987年)ごろの湖池屋のスコーン|濃い味の粉を指に残したまま見ていた、夜のテレビ

昭和62年〜平成3年(1987〜1991年ごろ)の湖池屋のスコーンを手がかりに、テレビの前で袋を開けたころを振り返ります。湖池屋の沿革とニュースリリース、ブランドサイトで発売の年と味の特長、刷新の経緯を確かめ、食感や指に残る味、今との違いをたどります。

昭和62年〜平成3年(1987〜1991年ごろ)の湖池屋のスコーンを再現したイメージ。こたつの天板の上で口を開けた無地の袋から、黄色い小さなコーンスナックがこぼれ、奥に電源の切れたブラウン管テレビが見える。
昭和62年〜平成3年(1987〜1991年ごろ)の湖池屋のスコーンを再現したイメージ。こたつの天板の上で口を開けた無地の袋から、黄色い小さなコーンスナックがこぼれ、奥に電源の切れたブラウン管テレビが見える。(イメージ)

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40代の時間軸

湖池屋の沿革によると、同社は1967年に日本で初めてポテトチップスの量産化に成功し、1984年に「カラムーチョ」、1987年に「スコーン」、1990年に「ポリンキー」を発売しました。同社のニュースリリースは、スコーンを1987年発売のロングセラーのコーンスナックと紹介し、濃厚な味わいとカリッとした食感で人気を集めてきたと書いています。ブランドサイトでも「濃いのに軽い! 軽いから止まらない!」と、その味と食感を打ち出しています。この記事は発売年を起点にした回想の目安で、どの家でも同じ年に食べ始めたという意味ではありません。

袋を開けて真ん中に置き、家族でつまみながらテレビを見る家もあれば、自分の部屋でひと袋を抱えて食べる人もいました。小さな粒をまとめて口に入れる人もいれば、ひとつずつ味わう人もいます。バーベキューやチーズなど味の違いで好みが分かれ、買い物の帰りにどれにするかで迷った記憶がある人もいるでしょう。友だちの家に集まった日に、何袋か並べて回し食べしたこともあったかもしれません。

こたつの上、ちゃぶ台の上、夜の居間のテレビの前。袋を開けたとたんに広がる香ばしいとうもろこしと濃い調味の匂い、噛んだときのカリッという軽い音、指先にざらりと残る粉の手ざわりが、テレビの明かりと一緒に思い出される人もいるでしょう。手を洗いに立つのが面倒で、ティッシュで指をふきながら食べ続けた夜があったかもしれません。

湖池屋は、発売から約30年がたってブランドの新しさが失われつつあるとして、2019年2月11日に発売以来初めての全面刷新を行いました。スイートコーンパウダーを練りこんだ新しい生地にし、横ロゴのパッケージを縦ロゴに変えたと書かれています。いまのブランドサイトには「スコーン♪スコーン♪コイケヤスコーン♪」の歌とともに「伝説のダンスコーンが復活」というCMが並び、テレビとスコーンの結びつきはいまも続いています。

日曜の夜に家族で食べた人もいれば、受験勉強の合間にこっそり開けた人もいます。袋の色で味を覚えている人も、CMの歌だけ口ずさめる人もいるでしょう。思い出す場面は、家族の過ごし方や住んでいた家の間取りによっても違うはずです。あなたがスコーンの袋を開けたとき、テレビには何が映っていましたか?

湖池屋のスコーンを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代の湖池屋のスコーンにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたがスコーンの袋を開けたとき、テレビには何が映っていましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。