あアノコロ記憶のタイムマシン
50代 学校・青春

昭和58年(1983年)ごろのロッテのブラックブラック|眠気をはらうために黒い包みを開けた試験前の深夜

昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のロッテのブラックブラックを手がかりに、眠気をはらうために噛んだ辛口のガムの記憶を振り返ります。ロッテのブランドサイトとニュースリリース、グルメWatchの記事で誕生の年と商品の考え方、黒い包みの意味を確かめ、強い清涼感や深夜の部屋の記憶、今との違いをたどります。

昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のロッテのブラックブラックを再現したイメージ。夜の大学生の勉強机に置いた、つやのない黒い無地の包みの細い板ガムと半分むいた灰色がかったガム、無地のマグカップのコーヒーと机のライト、暗い窓。
昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のロッテのブラックブラックを再現したイメージ。夜の大学生の勉強机に置いた、つやのない黒い無地の包みの細い板ガムと半分むいた灰色がかったガム、無地のマグカップのコーヒーと机のライト、暗い窓。(イメージ)

50代の時間軸

ロッテのブランドサイトには、「ブラックブラック」が清涼感の強い辛口ミントガムとして、昭和58年(1983年)に誕生したと書かれています。気分をしゃきっとさせたいときのガムで、発売以来、ドライブの場面を描いたテレビCMや、交通の拠点でのサンプリング、啓発の活動を続けてきたそうです。ロッテのニュースリリースは、パッケージがブランドのメインカラーの黒をもとにしていると説明しています。

ブラックブラックは「眠気スッキリガム」として、眠ってはいけない時間に手に取られてきました。試験前の夜に勉強机で噛んだ人、長い運転のあいだに助手席の家族から一枚もらった人、夜勤の休憩に口へ入れた人もいたでしょう。子どものころは辛すぎて吐き出してしまい、大人になってから良さがわかったという人もいます。テレビで見たドライブのCMの印象が、今も頭に残っている人もいるかもしれません。

置き場所は、勉強机の引き出しや、車のダッシュボード、上着のポケット。黒い包みを開くと鼻の奥までミントの香りが抜け、噛み始めた瞬間に舌がひりっとします。冷たい空気を吸ったように口の中がすうっとして、重くなりかけたまぶたが少し持ち上がる感じがしました。深夜の部屋の静けさや、机のライトの明るさ、冷めたコーヒーの苦みといっしょに思い出す人もいるでしょう。

ロッテは平成24年(2012年)、ブランドで初めてパウダーが入った「ブラックブラック SPEEDY」を出しました。グルメWatchの記事によると、令和4年(2022年)11月15日には、板ガムとボトル入りのブラックブラックガムがリニューアルされ、ボトルは家庭や運転席への常備に向くと紹介されています。今は眠気覚ましの飲み物やタブレットも多く、ガムを噛みながら夜を越す光景は、少し懐かしいものになりつつあります。

受験の夜に頼った人、運転する家族のそばで見ていた人、辛さに驚いて一度でやめた人。ブラックブラックの思い出は、そのころ何に追われていたか、誰の近くにいたかによってさまざまです。ガムの味より、その夜に終わらせようとしていたことを先に思い出す人もいるでしょう。あなたがブラックブラックを口にしたのは、どんな夜の、どんな場面でしたか?

ロッテのブラックブラックを思い出す三つの手がかり

  1. ロッテのブラックブラックにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。