あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 ゲーム・遊び

平成元年(1989年)ごろのナムコのワニワニパニック|デパートのゲームコーナーで飛び出すワニをハンマーで叩いた時間

平成元年〜平成5年(1989〜1993年ごろ)のナムコのワニワニパニックを手がかりに、ハンマーを握ってワニを叩いた遊び場を振り返ります。バンダイナムコアミューズメントのニュースリリースと電ファミニコゲーマーの記事で登場の年と遊び方、開発者の言葉を確かめ、叩いたときの手ごたえや今との違いをたどります。

平成元年〜平成5年(1989〜1993年ごろ)のナムコのワニワニパニックを再現したイメージ。明るい照明のデパートのゲームコーナーで、腰の高さの無地の台の浅い穴から口を開けた緑色のワニの頭がいくつも突き出し、ひもでつながれた柔らかいハンマーが横に置かれている。
平成元年〜平成5年(1989〜1993年ごろ)のナムコのワニワニパニックを再現したイメージ。明るい照明のデパートのゲームコーナーで、腰の高さの無地の台の浅い穴から口を開けた緑色のワニの頭がいくつも突き出し、ひもでつながれた柔らかいハンマーが横に置かれている。(イメージ)

40代の時間軸

バンダイナムコアミューズメントのニュースリリースによると、『ワニワニパニック』は1989年(平成元年)に登場したエレメカです。ワニをハンマーで叩いて得点を競う、単純な遊びでした。エレメカは、エレクトロニクスとメカトロニクスを組み合わせた「エレクトロメカニカルマシン」の略で、ビデオゲームと区別するときに使われる呼び名だと説明されています。初代を開発したのは、のちにバンダイナムコホールディングスの会長を務めた石川祝男氏です。

遊び方は、もぐら叩きに近いものです。電ファミニコゲーマーの記事は、飛び出してくるワニをハンマーで叩き、制限時間内の得点を競うと紹介しています。最初はゆっくり顔を出していたワニが、だんだん速く、何匹も同時に出てくる。叩き損ねたワニは引っ込まずにこちらへ迫り、腕を振る回数が追いつかなくなっていきます。

置かれていたのは、デパートの上の階のゲームコーナーや、遊園地の休憩所の隅。ゴムを巻いたハンマーがワニの頭に当たるぼこっという鈍い音、手首に返ってくる跳ね返り、ハンマーをつないだひもの引っぱられる感じ。終わったあとは手のひらがじんわり熱く、得点の表示を見上げてから、次の子にハンマーを渡しました。

2020年6月16日、当時の外観をそのまま残した『ワニワニパニックR』の稼働が始まりました。リリースは「31年の時を経て」の復活と書き、得点表示のパネルに32インチの液晶モニターを載せ、ハンマーを2本にして2人で協力して遊べるようにしたと説明しています。電ファミニコゲーマーは、近年は筐体の製造元の倒産や修理部品の供給不足で、初代が絶滅の危機にあると報じられていたことにも触れています。石川氏は「30年以上前に開発した機種がほぼ同じ仕様で発表され、感無量です」とコメントを寄せました。

親に小銭をもらって一人で挑んだ子、兄弟で交代しながら得点を比べた子、大人になってから子どもに見本を見せた人。同じワニでも、叩いた年齢でまるで違う遊びになります。あなたが初めてワニワニパニックのハンマーを握ったとき、隣で見ていたのは誰でしたか?

ナムコのワニワニパニックを思い出す三つの手がかり

  1. ナムコのワニワニパニックにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。