あアノコロ記憶のタイムマシン
50代 ゲーム・遊び

昭和58年(1983年)ごろのナムコのゼビウス|照準を地上に合わせてブラスターを落としたゲームセンターの縦長の画面

昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のナムコのゼビウスを手がかりに、ゲームセンターで空と地上の敵を撃ち分けた日々を振り返ります。ナムコのニュースリリースとGAME Watchの特別企画で登場の年と稼働開始の月、遊び方を確かめ、効果音や画面の質感、今との違いをたどります。

昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のナムコのゼビウスを再現したイメージ。薄暗いゲームセンターで、電源の切れたブラウン管の画面と、玉の付いたレバーと丸いボタンの操作盤を備えた背の高い無地の暗い色の筐体が並び、手前に丸い無地の椅子が置かれている。
昭和58年〜昭和62年(1983〜1987年ごろ)のナムコのゼビウスを再現したイメージ。薄暗いゲームセンターで、電源の切れたブラウン管の画面と、玉の付いたレバーと丸いボタンの操作盤を備えた背の高い無地の暗い色の筐体が並び、手前に丸い無地の椅子が置かれている。(イメージ)

50代の時間軸

ナムコが2006年に出したニュースリリースは、収録作を紹介する資料の中で「ゼビウス」を1983年(昭和58年)発売の作品とし、戦闘機「ソルバルウ」を操作して空中と地上のゼビウス軍と戦うシューティングだと説明しています。神秘的な世界設定と縦にスクロールする色鮮やかな画面で一躍人気を集め、テレビゲームをカルチャーとも言える地位にまで押し上げた歴史的作品、という紹介です。

GAME Watchの特別企画によると、稼働が始まったのは1983年1月。プレーヤーはソルバルウを8方向レバーで動かし、対空用のザッパーと対地用のブラスターの2種類の武器で敵を攻撃します。マップは全16エリアで、地上の敵は同じ場所に現れて同じ動きをするので、通うほどに先が読めるようになりました。自機の前に出る照準を地上の砲台に重ね、ボタンを押してブラスターを落とす。友達の後ろに立って、どこで何が出るかを覚えていった人もいます。

記事は、空中の敵にザッパーを当てたときの「キシッ」という甲高い音と、地上の敵にブラスターが当たったときの「ドカーン」という爆発音を挙げています。灰色のグラデーションで描かれた自機や敵は、本物の金属のような質感に見えました。薄暗い店内でレバーの玉を握る手のひらの汗、硬貨を入れる口の冷たさ、背中越しにのぞき込む誰かの息。

開発を担った遠藤雅伸氏は、架空の言葉「ゼビ語」まで用意し、ソルバルウはゼビ語で「太陽の鳥」を意味すると記事は紹介しています。2006年のナムコのリリースには、PSP用の「ナムコミュージアム Vol.2」に、アーケード当時に流れた「ゼビウスには46本目のソルが存在する」という噂を再現した仕掛けを入れたとあります。いまは攻略の情報が検索ですぐに見つかり、噂を確かめに店へ通う必要はありません。

ゲームセンターに通えた人、駄菓子屋の店先の一台で遊んだ人、のちにファミコン版で初めて触れた人。どこで出会ったかで、覚えている画面も違います。あなたがゼビウスの隠れキャラや噂を初めて聞いたのは、誰からでしたか?

ナムコのゼビウスを思い出す三つの手がかり

  1. ナムコのゼビウスにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。