平成9年(1997年)ごろのタイトーの電車でGO!|ゲームセンターでマスコンを握り駅に止めようとした運転台
平成9年〜平成13年(1997〜2001年ごろ)のタイトーの電車でGO!を手がかりに、ゲームセンターで運転士になりきった時間を振り返ります。タイトーのニュースリリースと電撃オンラインの記事で稼働開始の年と月、筐体やマスコン、遊び方の特徴を確かめ、運転台の感触や今との違いをたどります。

30代の時間軸
タイトーのニュースリリースは、初代「電車でGO!」が1997年(平成9年)に稼働を始めたと記しています。電撃オンラインの記事によると、登場は同じ年の3月で、筐体は電車を模した形、操作には実車両さながらのマスコン(マスター・コントローラー)を使いました。同年12月18日にはPlayStation版が発売され、専用のマスコンも同時に売り出されましたが、人気のあまり品切れになったと記事は書いています。
座ってマスコンを前に倒すと電車が動き出し、手前に戻すとブレーキがかかる。持ち時間の中で、制限速度や停止位置を守れないと減点されていきます。トンネルの入り口や踏切の手前、保線作業員の手前で警笛を鳴らすと持ち時間が増える隠しボーナスもあり、覚えておかないと全区間を走り切るのは難しかったと記事は振り返っています。
置かれていたのは、ゲームセンターの奥の、少し照明を落とした一角。レバーを動かすとがちっと段が切り替わる手ごたえがあり、画面の中の車内放送と、ブレーキがきしむ効果音が座席の左右から聞こえました。停止位置を行き過ぎたときの、背中にじわっとかく汗。後ろに並んだ人の視線を首筋に感じながら、次の駅の位置を目で探しました。オープニングで繰り返される「電車で電車で電車で電車でGO!GO!GO!GO!」というフレーズは、カラオケでも配信されたそうです。
2019年6月26日、タイトーは2017年から稼働する4画面の「電車でGO!!」に、初代を遊べる「復刻版」のモードを加えました。山手線、京浜東北線、東海道本線、山陰本線の4路線を走れ、ICカードのNESiCAでプレイの記録を残せます。同じ年の3月16日には親子で並んで座れる「でんしゃでゴー!!キッズ」も稼働を始め、リリースは1997年当時に遊んでいた親御さん世代と子どもが一緒に楽しめると書いています。
運転したかった路線は、住んでいた街で違います。毎日乗る路線を運転できると知って通った人、鉄道に詳しい友達の運転を後ろから見ていた人、家でPlayStation版のマスコンを箱から出した人。あなたが電車でGO!で初めて運転したとき、最初の駅にはぴたりと止まれましたか?
タイトーの電車でGO!を思い出す三つの手がかり
- タイトーの電車でGO!にまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
- そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
- いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- タイトー ニュースリリース「電車でGO!! 新モード「復刻版」と新筐体「コンパクト」登場」(2019年6月26日)
- タイトー ニュースリリース「「電車でGO!」シリーズ最新作 稼働開始」(2019年3月18日)
- 電撃オンライン「夢の運転士体験を楽しめる人気シリーズ『電車でGO!』稼働から25年」(2022年)
- 編集確認日:2026-10-29。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。