あアノコロ記憶のタイムマシン
70代 学校・青春

卒業証書を入れた筒|ふたを閉めて持ち帰った卒業の日

この記事の結論

  • 証書を筒に入れて持ち帰った人もいるでしょう。渡された順序は学校によって違います。
  • この記事では「70代の時間軸」「卒業証書を入れた筒を思い出す三つの手がかり」を扱います。
  • 更新日:2026-09-30/対象:1947〜1956年生まれ/時代:昭和中期(1955〜1964年ごろ)。

卒業証書を丸めて筒へ入れると、式が終わった実感がしました。紙を傷めないよう運んだ、帰り道の手の中を思い出します。

昭和中期(1955〜1964年ごろ)の卒業証書を入れた筒を思わせる横長の記憶風景
昭和中期(1955〜1964年ごろ)の卒業証書を入れた筒を思わせる横長の記憶風景(イメージ)

70代の時間軸

文部科学省の公開資料や国立教育政策研究所の教育図書館は、学校の歴史を調べる入口です。1950年代から1960年代前半の卒業を思い返すと、証書を筒に入れて持ち帰った人もいるでしょう。筒の有無や色、渡された順序は学校によって違います。

式の間は平らな紙を両手で受け取り、席へ戻るまで向きを気にしました。終わってから筒へ収めるとき、急に強く巻くのはもったいない気がします。端をそろえ、少しずつ曲げて、内側へ文字が隠れていくのを見ていました。

ふたを閉める音は小さくても、持ち物が一つまとまった合図になります。表面の細かな凹凸を指でなぞり、脇に抱えるか手提げへ入れるか迷いました。記念写真を撮るときは持つ位置を直し、ほかの人の筒とも並べたかもしれません。

帰り道では、かばんとは違う硬い筒が手の中にあります。友達と話している間も、ときどきふたが外れていないか確かめました。家で開けると紙に丸みが付いていて、机に置くと端が浮く。式場で見た証書とは違う表情になっています。

何年も後に戸棚から出てきた筒は、学校名より先に持ち帰った日の空気を運びます。どこへしまったか覚えていなくても、ふたの重さや手に持った長さは残っているでしょう。卒業の日に交わした言葉を、その筒の隣に置いて振り返れます。

卒業証書を入れた筒を思い出す三つの手がかり

  1. 70代の卒業証書を入れた筒にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。誰かと話せる入口になれば、それで十分です。

思い出の問い卒業証書の筒を家へ持ち帰った後、最初に誰に見せましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、会話のきっかけとして扱ってください。