昭和54年(1979年)ごろのハウス食品のうまかっちゃん|九州の台所で煮たとんこつの袋めん
昭和54年〜昭和58年(1979〜1983年ごろ)のハウス食品のうまかっちゃんを手がかりに、九州の家で煮たとんこつ味の袋めんを振り返ります。ハウス食品のニュースリリースと発売当時を伝える記事で発売年と名前の由来を確かめ、スープの匂いや湯気、今との違いをたどります。

50代の時間軸
ハウス食品はニュースリリースで、「うまかっちゃん」を昭和54年(1979年)の発売以来、九州を中心に愛されてきたとんこつ味の袋ラーメンとして紹介し、九州の袋ラーメンで売上が一番だと書いています。発売当時を伝える記事によると、ハウス食品は昭和48年(1973年)に即席めんに参入し、九州の言葉の「うまか」に「ちゃん」を付けた名前で、昭和54年9月1日に発売にこぎつけました。5か月後には九州でトップシェアになったそうです。この記事は発売年を起点にした回想で、九州のどの家でも同じ年に食べたという意味ではありません。
鍋に湯をわかしてめんを入れ、ほぐれたら火を止めてスープを溶かします。ねぎやゆで卵、ごまをのせる家もあれば、何ものせずにすすった家もありました。九州で育った人には毎週のように食べた味でも、ほかの地域の人には、旅行や引っ越し、九州の親戚からの箱で初めて知った名前だったかもしれません。
土曜日の昼の台所、部活から帰った夕方、九州の祖父母の家の茶の間。袋を開けたときの粉末スープの匂い、鍋から立つ白い湯気、とんこつの濃いスープをすすったときのこってりした口当たり、どんぶりの縁の熱さが、テレビのお昼の番組の音と一緒に思い出されます。
いまは全国にとんこつラーメンの店があり、カップめんや冷凍のラーメンでも地域の味を選べます。ハウス食品は令和に入っても、久留米風の味などを新しく出しています。地元の袋めんの味を、離れて暮らす家族に送ったり、帰省のたびに買って帰ったりする人もいるでしょう。
あなたの地元でよく食べられていた袋めんは何でしたか。作ってくれた人、のせていた具、一緒に食べた家族の顔を思い出すと、その日の台所の湯気まで戻ってくるかもしれません。
ハウス食品のうまかっちゃんを思い出す三つの手がかり
- まず、50代のハウス食品のうまかっちゃんにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問いあなたの地元でよく食べられていた袋めんは何でしたか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- ハウス食品 ニュースリリース(うまかっちゃん)
- マイナビニュース(うまかっちゃん誕生の経緯)
- 編集確認日:2026-10-24。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。