あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 街・暮らし

昭和63年(1988年)ごろの大塚製薬のファイブミニ|机の引き出しから出した茶色の小瓶

昭和63年〜平成4年(1988〜1992年ごろ)の大塚製薬のファイブミニを手がかりに、仕事や家事の合間に飲んだ小さな瓶の飲料を振り返ります。大塚製薬の公式資料で発売の年と開発の経緯を確かめ、手のひらに収まる小瓶の重さや冷たさ、今との違いをたどります。

昭和63年〜平成4年(1988〜1992年ごろ)の大塚製薬のファイブミニを再現したイメージ。事務机の上に置いた、キャップを外したラベルのない茶色の小さなガラス瓶と、水のコップ。
昭和63年〜平成4年(1988〜1992年ごろ)の大塚製薬のファイブミニを再現したイメージ。事務机の上に置いた、キャップを外したラベルのない茶色の小さなガラス瓶と、水のコップ。(イメージ)

40代の時間軸

大塚製薬の「これまでの歩み」によると、ファイブミニは昭和63年(1988年)に「美味しく手軽な食物繊維補給飲料」というコンセプトのもと、女性研究者3名の手で開発されました。背景には、生活習慣や食生活の変化で食物繊維の摂取量が年々下がっていたことがあったと書かれています。大塚製薬の製品ページは、1本に6,000mgの食物センイを手軽に美味しく摂れる飲料だと紹介しています。この記事は発売年を起点にした回想で、どの家や職場にも同じ年に届いたという意味ではありません。

茶色の小瓶のキャップを回して開け、少しずつ口に含みます。職場の休憩時間に飲んだ人もいれば、家の冷蔵庫に何本か並べていた家、薬局でまとめて買ってくる家族を見ていた人もいました。量が少ないので、立ったまま数口で飲み終える人もいたでしょう。空いた小瓶を机の端に並べてから片づけた人もいたかもしれません。

オフィスの事務机、薬局のレジ横、台所の冷蔵庫のドアポケット。手のひらにすっぽり収まる小瓶のずしりとした重さ、キャップを回すときのぱきっとした音、ひと口で飲みきれる量の甘酸っぱい口当たり、冷蔵庫から出したガラスの冷たさが、蛍光灯の白い光や電話の呼び出し音と一緒に残っている人もいるでしょう。

いまはコンビニやドラッグストアに食物繊維をうたう飲料や食品がたくさん並び、ペットボトルやパウチなど形もさまざまです。時事通信の記事によると、ファイブミニは令和4年(2022年)、平成9年(1997年)以来25年ぶりに値上げされ、税抜き105円から120円になりました。長いあいだ同じ値段で小瓶を手に取れたことも、この飲み物の記憶の一部なのかもしれません。

自分で飲んでいた人もいれば、親や職場の先輩が飲む姿を覚えている人、名前だけ知っていた人もいたでしょう。働き方や住んでいた地域、近くに薬局があったかでも、小瓶との距離は違いました。あなたの身の回りで、茶色の小瓶の飲み物を飲んでいたのは誰でしたか?

大塚製薬のファイブミニを思い出す三つの手がかり

  1. まず、40代の大塚製薬のファイブミニにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。

思い出の問いあなたの身の回りで、茶色の小瓶の飲み物を飲んでいたのは誰でしたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。