あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 音楽

平成9年(1997年)ごろのコナミのbeatmania|5個の鍵盤とターンテーブルでDJになったゲームセンターの一角

平成9年〜平成13年(1997〜2001年ごろ)のコナミのbeatmaniaを手がかりに、ゲームセンターでDJの真似をしたころを振り返ります。コナミの「商品の歴史」と作品ページ、GAME Watchの25周年記事で稼働日と遊び方を確かめ、指先の感触や後継シリーズへの流れをたどります。

平成9年〜平成13年(1997〜2001年ごろ)のコナミのbeatmaniaを再現したイメージ。ネオンの色の天井の照明が操作盤に映るゲームセンターに、白と黒の五つの鍵盤と丸い黒のターンテーブルを備え、画面の消えた黒い側面のゲーム筐体が立っている。
平成9年〜平成13年(1997〜2001年ごろ)のコナミのbeatmaniaを再現したイメージ。ネオンの色の天井の照明が操作盤に映るゲームセンターに、白と黒の五つの鍵盤と丸い黒のターンテーブルを備え、画面の消えた黒い側面のゲーム筐体が立っている。(イメージ)

40代の時間軸

コナミの「商品の歴史」には、1997年の欄に「beatmania」の名があります。GAME Watchの25周年記事によれば、稼働の開始は1997年12月10日。サンプラーを模した5個の鍵盤ボタンとターンテーブルを、画面の上から流れてくる目印に合わせて操作するゲームでした。記事は雑誌「ゲーメスト」1998年7月30日号の開発者の証言も引いています。ゲームセンターに来たことのない人や女性にも遊んでもらおう、渋谷に置いても遊ばれるものを目指そうと話し合っていた、という内容です。

コナミの作品ページに沿うと、一回の流れはこうです。スタートボタンを押し、DJ KONAMIの練習ステージをやるかどうかを選ぶ。前半はヒップホップ、レゲエ、テクノから二曲。スクラッチだけで競う「DJ BATTLE」を挟み、後半はブレイクビーツ、ソウル、ハウスから二曲。

その台の周りだけ、音の塊が違いました。筐体の上で青い電飾がまぶしく光り、大きなスピーカーの低音が胸の骨に当たる。鍵盤は指先で軽く沈み、カチャカチャという乾いた音は曲に隠れて自分にしか聞こえません。ターンテーブルは手のひらの付け根で押して回すので、続けて遊ぶと皮膚がほんのり熱を持ちます。うまくつながればスピーカーから拍手が返り、外せばブーイング。GAME Watchの筆者は当時ゲームセンターで働いていて、渋谷界隈で2台以上置く店も珍しくなかったと書いています。握りしめた100円玉が手の中でぬるくなったころ、ようやく順番が回ってきました。

後継は1999年に登場した「beatmania IIDX」で、同じ年には「GUITARFREAKS」「drummania」も出ています。2022年の記事の時点で最新作は「beatmania IIDX 30 RESIDENT」で、四半世紀にわたって稼働が続いていました。指先でガラスを叩く音楽ゲームが手元にある今も、ターンテーブルをこする腕の動きだけはゲームセンターに残っています。

どの曲で覚えたかは、人によって分かれます。放課後に友達の手元を横から見ていた人、大学のそばの店で閉店まで残った人、家庭用で練習してから本物の台に立った人。あなたがbeatmaniaのターンテーブルに初めて手を置いたとき、後ろで聴いていたのは誰でしたか?

コナミのbeatmaniaを思い出す三つの手がかり

  1. コナミのbeatmaniaにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。