あアノコロ記憶のタイムマシン
40代 学校・青春

平成2年(1990年)ごろのハウス食品のオー・ザック|表面のふくらみを奥歯でザクッと割った放課後のポテトスナック

平成2年〜平成6年(1990〜1994年ごろ)のハウス食品のオー・ザックについて、同社の「会社の歩み」とニュースリリース、HugKumの記事で発売年と作り方を確かめました。噛んだときの音や指に残った青のり、放課後の友達の部屋での食べ方をたどります。

平成2年〜平成6年(1990〜1994年ごろ)のハウス食品のオー・ザックを再現したイメージ。夕方の電灯に照らされた低い卓の上で、白い鉢に盛られた表面に小さなふくらみのある淡い金色のポテトチップスと、裏を向けた無地の銀色の袋からこぼれたチップス、無地のグラスの炭酸飲料が並んでいる。
平成2年〜平成6年(1990〜1994年ごろ)のハウス食品のオー・ザックを再現したイメージ。夕方の電灯に照らされた低い卓の上で、白い鉢に盛られた表面に小さなふくらみのある淡い金色のポテトチップスと、裏を向けた無地の銀色の袋からこぼれたチップス、無地のグラスの炭酸飲料が並んでいる。(イメージ)

40代の時間軸

ハウス食品の「会社の歩み」を開くと、平成2年(1990年)の欄に「『オー・ザック』を発売」と一行あります。同社が2025年に出したニュースリリースは、独自の「バブリング製法」でポテトの程よい厚みと、表面にいくつものふくらみが生まれる形を作ったと説明しています。HugKumの記事によれば、手本にしたのは当時アメリカで売られていたスナックでした。ポテトパウダーを含む生地を高温のフライヤーに入れ、中の水分を気化させて凹凸を出します。

袋の背を両手で引いて開け、指を入れて一枚つまむ。厚みがあるぶん、前歯より奥歯のほうが割りやすかった。磯のり塩を食べたあとは、指先に緑の粉が残りました。

学校が終わって友達の部屋に寄ると、床の真ん中に袋を縦に裂いて広げます。カーペットの上でゲームのコントローラーを握っている子の順番を待つあいだ、誰かがザクッ、ザクッと噛み続ける。テレビの音があっても、その音はけっこう近くに聞こえました。油と塩の匂いが部屋にこもり、夕方になるころには袋の底に割れた欠片ばかりたまります。最後は袋の口を折って傾け、手のひらに受けた粉まで口に入れた。指をなめてからコントローラーを持つと、ボタンが少しべたつきます。家の居間なら白い鉢にあけて、炭酸の入ったコップと並べて出してもらうこともありました。床に落ちた欠片を踏むと靴下の裏でかさっと崩れ、あとで掃除機をかけるのは部屋の主の役目でした。

定番の「あっさり塩味」と「磯のり塩」は今も店に並びます。2021年6月には<肉汁餃子味>のような変わった味も出ました。リリースによると、2022年9月からは定番品だけの時期が続き、2025年12月8日にセブン-イレブンで先行発売された<生姜焼き味>が3年ぶりのバラエティ品になりました。同じリリースは、おやつのほかに大人のおつまみとしても勧めています。

食べた場所の記憶はそれぞれです。塾へ向かう途中に友達と一袋を分けた人、CMで見て親に買ってもらった人、部活の遠征のバスで回ってきた袋から一枚もらった人。あなたがオー・ザックをザクッと噛んだとき、その音を隣で聞いていたのは誰でしたか?

ハウス食品のオー・ザックを思い出す三つの手がかり

  1. ハウス食品のオー・ザックにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。