あアノコロ記憶のタイムマシン
30代 街・暮らし

平成8年(1996年)ごろのミンティア|縦型の小さなケースから出した、ミント味のタブレット

ポケットの小さなケースから、ミント味のタブレットを一粒出す。そんな習慣が広がりはじめた頃の話です。平成8年〜平成12年(1996〜2000年ごろ)のミンティアを、アサヒグループ食品の沿革、30周年の特設ページ、20周年のニュースリリースで確かめました。

平成8年〜平成12年(1996〜2000年ごろ)のミンティアを再現したイメージ。蛍光灯の冷たい光が当たる東京のコンビニのカウンターの端に、無地の淡い青の半透明で縦長の小さなケースが立ち、そばに小さな丸い白っぽい粒がいくつか転がり、後ろの棚がぼんやりしている。
平成8年〜平成12年(1996〜2000年ごろ)のミンティアを再現したイメージ。蛍光灯の冷たい光が当たる東京のコンビニのカウンターの端に、無地の淡い青の半透明で縦長の小さなケースが立ち、そばに小さな丸い白っぽい粒がいくつか転がり、後ろの棚がぼんやりしている。(イメージ)

30代の時間軸

アサヒグループ食品の沿革は、平成8年に「ミンティア」を発売と記し、主要ブランドのミンティアは1996年にポーラフーズ株式会社から発売されたと説明しています。当時は200円が中心価格だった錠菓市場で、100円という価格設定で発売し、携帯しやすい薄型容器という付加価値を加えたと書きます。30周年の特設ページによると、最初は首都圏限定商品で、フレーバーはペパーミントとカシスミントの2種類でした。

翌1997年には「ミンティア ワイルド&クール」、1998年には「ミンティア ドライハード」が登場します。ポケットに入れて持ち歩く、小さな買い物でした。

ケースを手のひらに立てると、縦に長い形がすっぽり収まり、軽く振れば、中の粒が壁に当たってからからと鳴ります。ケースを開けて指の腹に乗せた一粒は、小さく、軽い。口に入れると、ミントの味が広がり、そのまま舌で転がすか、歯で砕くかを迷います。ポケットの中で、小銭やハンカチと触れ合う小さな振動も、音の記憶の一部になっていました。

今は、横型のカードタイプが当たり前になっています。特設ページは、横型カードタイプへのリニューアルは2002年のことで、発売当初のケースは縦型デザインだったと書きます。ケースの口にある、一粒ちょうど乗る溝は、食べやすくするためのものではなく、湿気が入りにくくするための防湿デザインだと、同じページは説明しています。

ミンティアが首都圏限定で始まったことを考えれば、最初に手に取った時期は、住んでいた場所によって数年ずれた人もいるはずです。横型に変わった2002年以降のケースが最初の一つだった人には、縦型は見たことのない形でしょう。初めて買ったミンティアのケースは、縦に長い形でしたか、薄い横型でしたか?

ミンティアを思い出す三つの手がかり

  1. ミンティアにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。