あアノコロ記憶のタイムマシン
60代 学校・青春

昭和の進学祝いの万年筆|箱を開けた日の緊張

この記事の結論

  • 万年筆は、内部に入れたインクをペン先へ送り出して書く筆記具です。
  • この記事では「60代の時間軸」「進学祝いの万年筆を思い出す三つの手がかり」を扱います。
  • 更新日:2026-09-28/対象:1957〜1966年生まれ/時代:昭和後期(1970〜1979年ごろ)。

鉛筆とは違う金属のペン先に、少し背伸びをした気持ちが重なりました。大切に使おうと思った一本の記憶です。

昭和後期(1970〜1979年ごろ)の進学祝いの万年筆を思わせる横長の記憶風景
昭和後期(1970〜1979年ごろ)の進学祝いの万年筆を思わせる横長の記憶風景(イメージ)

60代の時間軸

万年筆は、内部に入れたインクをペン先へ送り出して書く筆記具です。昭和には進学などの節目に贈られることもありましたが、全員が持つ学用品ではありません。ここでは1970年代に一本を手にした人の場面を手がかりに振り返ります。

細長い箱を開け、ふたを外して握ってみます。鉛筆と同じ力で書こうとして、紙に引っ掛かるように感じたこともあったでしょう。持つ角度を少し変え、試し書きを繰り返します。自分の名前を何度も書いた紙が最初の練習帳でした。

ペン先の小さな光、インクの濃淡、ふたを閉めるときの感触。書き終えたばかりの線を手でこすり、指を汚した記憶もあるかもしれません。軸の色や重さだけでなく、大事な物を扱うときのゆっくりした動作も思い出に残ります。

今も万年筆を選ぶ楽しみは続いています。当時の一本が残っていても、インクの補充方式や手入れは製品ごとに異なります。無理に動かすより、型を確かめるところから始めるとよいでしょう。贈られた日の話を聞くことも一つの楽しみです。

初めて書いた言葉や、渡してくれた人のひと言を覚えていますか。値段やブランドを思い出せなくても、箱を置いた机や季節の服装は手がかりになります。名前の刻まれた軸を撮影するときは、その部分を写すかどうかも選べます。

進学祝いの万年筆を思い出す三つの手がかり

  1. 60代の進学祝いの万年筆にまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
  2. その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。誰かと話せる入口になれば、それで十分です。

思い出の問い万年筆をもらったとき、最初に何を書きましたか?

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、会話のきっかけとして扱ってください。