昭和50年代のカセットインデックス|曲名を書き込んだ折り目
カセットケースの細いカードへ曲名を書き、録音した音を整理した昭和50年代の記憶です。

50代の時間軸
日本レコード協会の統計では、音楽メディアの推移を媒体別に確認できます。カセットを録音に使ったか、市販テープを買ったかは家庭の機器や音楽の好みで異なりました。 この記事では「昭和50年代〜60年代初頭(1975〜1989年ごろ)」を、出典で確認できる製品・制度・資料の時期と、暮らしの中で触れた人の記憶が重なる目安として扱います。地域、家庭、学校、購入時期によって体験は変わるため、同じ世代なら同じ思い出を持つとは決めつけません。
カセットのインデックスカードの使い方を思い出すと、録音後に曲名と歌手名を細かく書き、A面とB面を分け、間違えたところを修正液や線で直しました。 便利にできた日だけでなく、失敗した日、人に借りた日、家族や友だちへ頼んだ日も含めて、当時の手順が見えてきます。
使われた場所は一つではありません。ラジカセの前、机の引き出し、車のダッシュボード、友人へ貸す前の鞄の中にありました。 同じものでも、都市部か地方か、学校や家の決まり、近くの店の品ぞろえによって、記憶の背景は少しずつ変わります。
感覚の手がかりとして残りやすいのは、カードの折り目、プラスチックケースの割れそうな音、油性ペンの匂い、テープの重みです。写真や年表だけでは抜け落ちる音、重さ、光、匂い、熱をたどると、その場にいた人との距離まで思い出せることがあります。
いまはプレイリスト名を打ち替えられますが、手書きのカードには録音した順番とその日の集中が残りました。 便利になった今を否定する必要はありません。違いを比べることで、当時の不便さの中にあった会話、待ち時間、自分だけの工夫を静かに見つけ直せます。
カセットのインデックスカードを思い出す三つの手がかり
- まず、50代のカセットのインデックスカードにまつわる「場所」を一つ思い出します。家、学校、駅前、友だちの家など、固有名詞がなくても構いません。
- 次に、その場所で一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを一つ添えます。記憶が曖昧な部分は「たぶん」「覚えていない」と書いて大丈夫です。
- 最後に、いまの自分へ一言だけ残します。正しい答えを作るためではなく、次に誰かと話せる入口をつくるためのメモです。
思い出の問いカセットのカードに小さく書いた曲名と、その字を書いた机を覚えていますか?
出典と編集方針
このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。
- 日本レコード協会 統計・認定データ
- ソニー 商品のあゆみ
- 編集確認日:2026-08-22。出来事の事実確認と、個人の記憶・感想は分けて記載しています。