あアノコロ記憶のタイムマシン
50代 ゲーム・遊び

昭和61年(1986年)ごろのタイトーのバブルボブル|並んで泡を吐きながら洞窟の下へ降りていった二人の午後

昭和61年〜平成2年(1986〜1990年ごろ)のタイトーのバブルボブルを手がかりに、誰かと並んで泡を吐いた午後を振り返ります。タイトーの発表とインサイドの記事で稼働の年月、2人同時プレイ、移植の流れを確かめ、泡に乗って登る手つきまでをたどります。

昭和61年〜平成2年(1986〜1990年ごろ)のタイトーのバブルボブルを再現したイメージ。駄菓子屋の軒下の夏の終わりの光の中に、クリーム色の小さく低い無地の筐体があり、並んだ二本のレバーのそばに丸いボタンが二つずつ付き、画面は消えていて、前に丸い椅子が二つ置かれている。
昭和61年〜平成2年(1986〜1990年ごろ)のタイトーのバブルボブルを再現したイメージ。駄菓子屋の軒下の夏の終わりの光の中に、クリーム色の小さく低い無地の筐体があり、並んだ二本のレバーのそばに丸いボタンが二つずつ付き、画面は消えていて、前に丸い椅子が二つ置かれている。(イメージ)

50代の時間軸

タイトーの発表によると、『バブルボブル』は1986年9月に発売した業務用アクションゲームで、2026年に誕生から40周年を迎えました。魔法使いの呪いで泡はきドラゴンのバブルンとボブルンに姿を変えられたバビー少年とボビー少年が、さらわれたガールフレンドを助けるため、洞窟の地下100階を目指します。

泡を吐いて敵を閉じ込め、体当たりで割る。インサイドの記事が書くとおり泡は移動にも使え、浮かぶ泡をジャンプで踏んで、届かない段へ登っていきました。1Pがバブルン、2Pがボブルンで、2人同時に遊べます。

画面の色が明るいので、薄暗い店でも筐体の前だけが少し華やいで見えました。背の低い台に膝を寄せて並ぶと、隣の人の肘がときどき当たる。レバーの玉は小さな手には大きく、親指でボタンを続けて押すうち、指の腹がじんわり熱くなります。音楽は同じ節をくるくると回り、泡の割れる軽い音がその上に乗る。店の外で聞く蝉の声や、手にしたままの駄菓子の袋の音まで一緒に思い出す人がいるかもしれません。果物や菓子を二人で取り合い、点数が表示された瞬間に肘で小突く。協力のはずなのに、面の終わりはたいてい小さな言い合いでした。帰り道でも、どちらが先に泡を割ったかの話が続きます。手のひらにはレバーの玉の丸い跡が、しばらく赤く残っていました。

1987年にはファミリーコンピュータのディスクシステムへ移され、2016年1月29日にはPlayStation 4向けのアーケードアーカイブスで823円の配信が始まりました。いまなら離れて暮らす相手と同じ画面を見られるゲームも珍しくありませんが、隣の肘の感触は店でしか得られませんでした。

きょうだい、部活帰りの友だち、たまたま隣に座った知らない子。バブルボブルで隣の人と遊んだとき、相手の泡に乗せてもらった面と、わざと割った面のどちらをよく覚えていますか?

タイトーのバブルボブルを思い出す三つの手がかり

  1. タイトーのバブルボブルにまつわる場所を一つ思い浮かべます。家、学校、駅前、友だちの家など、名前が出てこなくても構いません。
  2. そこで一緒にいた人と、音・匂い・手触りのどれかを書き添えます。曖昧なところは「たぶん」「覚えていない」で大丈夫です。
  3. いまの自分へ一言だけ残します。正解を書く欄はありません。次に誰かとその話をするときの入口になります。

出典と編集方針

このページは、公開資料で時代背景を確認しつつ、特定の世代の体験を一つに決めつけない読みものとして編集しています。地域や家庭による違いがあります。あなたの記憶と違う箇所は、間違い探しではなく会話のきっかけとして扱ってください。